出店戦略の考え方

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「閉店戦略」論2|企業全体の効率と積極的閉店の考え方(ジョイフルの例)

北海道から九州まで店舗があるのが良しとされない場合もあります。ジョイフルの北海道撤退は、企業全体の効率性を考え、本拠地から最も離れ、孤立した1店舗を早い段階で潔く閉店した“積極的閉店”であり、地震やコロナはその後押しをしたに過ぎないとも考えられます。

「閉店戦略」論1|店を開けるだけでなく、”どう閉めるべきか?”も重要

新規出店だけを考えていればよい企業は相対的に数が少ないのが実情です。多くは業績不振店を含む既存店舗を抱えています。そこで、そろそろ“閉店の方法”についてもお話ししたいと思います。「どう開けるべきか」があるなら「どう閉めるべきか」もあります。

潔い(いさぎよい)閉店とは?1|傷が浅いうちの“英断”もときには必要

売れない場合は“潔い閉店”も視野に入れる必要があります。売れない店舗の存在は従業員の士気を低下させるだけでなく成長機会をも奪います。成長の初期段階では、傷の浅いうちにその出店を“無かったことにする”英断をし、教訓を次の展開に活かすことを検討すべきです。

『都市データパック』(東洋経済)を読む1|鳥取県の外国人比率は?

全国814市区の最新情報が詳細データつきで掲載されている、東洋経済『都市データパック』は私の愛読書の一つで、店舗開発の仕事をする上で必要な知識をアップデートするトレーニングのために読んでいる本です。最近得た内容をクイズ形式で共有させていただきます。

2017年に総店舗数が最も増えた・減ったブランドは?【ファミレス編】

2017年最も総店舗数が増えたブランドトップ3は1位いきなりステーキ2位サイゼリヤ3位鎌倉パスタ。増加率トップ3は1位スエヒロ館100%増2位伝説のステーキ屋3位chawan。減った屋号トップ3は1位ケネディ2位ステーキハウスけん3位グラッチェガーデンズ。減少率トップ3は1位ケネディ2位フレンドリー3位壁の穴。

小型船舶操縦士免許取得のススメ5|スピードを上げて真っ直ぐ進む必要性

流れのある海上を進んで最終目的地に行くには、途中にいくつかの目標を定め、そうと決めたらそれに向かって“スピードを上げる”必要があります。多店舗化と共通する点があります。全国に数百店の規模で展開している企業は出店ペースを加速させる時期を幾度か経ているように思います。

小型船舶操縦士免許取得のススメ2|多店舗展開の“海上”と“陸上”の発想

多店舗展開は実際は“海上の発想”で進んでいるのですが、関わっている人々は“陸上の発想”が多いように思います。実際は社外の環境が水面のように動いているため、会社はとどまっているとは限らず、実は思いもよらない方向に進んでいるのです。

小型船舶操縦士免許取得のススメ1|船の操縦と多店舗展開の共通点

小型船舶操縦士1級ライセンスを取得した際、船の操縦と多店舗展開は共通点があると思いました。車の運転を陸上の発想、船の運転を海上の発想と名付けると、多店舗展開は、現実は海上の発想で進んでいるのに、関わっている人々は陸上の発想であるように思えてなりません。

商売の観点で歴史を振り返る【最終回】司馬遼太郎『新史太閤記』にチェーン多店舗化を学ぶ

前回に続き、“歴史に学ぶ”シリーズです。『新太閤記』主役の豊臣秀吉を含む戦国武将をチェーン企業の本部、城を店舗に例えて、起こる出来事を多店舗化の過程にダブらせて読むと、ただの小説ではなく、仕事の参考書 […]

ドラッグストアとスーパーは違うのか?~時代にそぐわなくなった小売業態分類を考え直す~

先日、某大型アウトレットモールに行きましたが、昨今では通常のショッピングセンターでもセールが行われていることがあり、本来のアウトレットの機能を果たしているテナントであってもあまり“驚き”はなく、本当に […]

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