市場プレゼンスとは?ブランドの存在感を上げる出店の進め方
自社の市場プレゼンスを高め、ブランド全体として集客力・顧客基盤を高める出店の進め方とは?店舗数を増やすだけでなく、エリア戦略もあわせて考える必要があります。
自社の市場プレゼンスを高め、ブランド全体として集客力・顧客基盤を高める出店の進め方とは?店舗数を増やすだけでなく、エリア戦略もあわせて考える必要があります。
デカトロン (DECATHLON)が2019年3月に日本一号店を開業。世界55か国で1570店あるそうです。1号店はどこかというと、兵庫県西宮市・阪急西宮ガーデンズ本館3Fだそうです…。黒船にしては事前の知名度が高まっておらず、最初に来襲する港を見誤った感があります。
情報をつなぎ合わせると神田一力堂は約1年で閉店を決断したようです。店舗数が一桁台の前半という少ない段階で、傷の浅いうちに撤退するのはとても勇気のいる決断です。周囲に当たり前のように店がある業態ほど、成り立たせるのは難しいものです。
ブロンコビリーが広い地域に店舗網を拡大すると同時に店舗数の特定の都道府県への集中度が分散していることを確認しました。企業業績の変化を確認すると、営業利益率の2017年の低下が著しいことが分かり、それに伴い販売費及び一般管理費率が上昇しています。
北欧企業で日本で店舗展するブランドには、イケア、H&M、フライング・タイガー・コペンハーゲン、ソストレーネ・グレーネ、LEGO、Bo-concept、ecco、ロイヤルコペンハーゲンなど意外とありますが知名度が低いものも多いので、リーグで店舗集積を高め存在感を示すのはどうでしょうか。
ロクシタンは強気でいられるテナント企業の代表例でしたが、最近は店舗の繁盛感が感じられないことが珍しくなくなりました。コスメ業界関係者によると「店舗数が“ある数”に近づくとよろしくないことが起こる」要は全社売上が下がるのだそうです。化粧品の場合バランスに慎重になる必要があります。
先発でマウンドを降りたテナントは利用客によく知られていなかったか“そこでは”期待されていない存在だったのでしょう。消費者に持たせたい自社イメージと出店計画は別々に考えるのではなく一つのまとまりとして考えながら多店舗化の最終型を描くことが本格的に多店舗化する前に必要です。
昨日の続きです。『イーアス高尾』開業直後というのに誠に不謹慎ですが、“入れ替わりが早そうなテナント”について考えてみたいと思います。考えてみていただきたいことは、共通点の続きで“開業後の早い時期から入 […]
昨日の続きです。いずれも知らなかったのは私の不勉強というのも理由の一つですが、それはさておき、『デンバープレミアム』と『Yogibo』の店舗展開に関する共通点はどのようなことでしょう? ざっと店舗リス […]
『プリンセス タム・タム(PRINCESSE tam.tam)』はフランスの婦人肌着店ですが、傘下におさめていたファーストリテイリングがその店舗運営事業から2016年の3月に撤退しました。 2016年 […]
新規出店において立地を選ぶ際に、周辺の市場ボリュームや競争環境だけでなく、周辺環境がその屋号(ブランド)にふさわしいかということも企業によっては重要な判断材料となります。 定着した、あるいは、定着しつ […]
今回の調査レポートで「マニアブランド」に分類されたのは、首都圏での認知度が10.2%~32.0%とまだ4割に満たない『ブルーボトルコーヒー』『ギャレット ポップコーン ショップス』『クア・アイナ』『タ […]
今回の調査レポートで「人気ブランド」に分類されたのは、首都圏での認知度が41.5%~57.8%と4割を超える『フライング タイガー コペンハーゲン』『コールド・ストーン・クリーマリー』『ラッシュ』『ロ […]
今回の調査レポートで「有名ブランド」に分類されたのは、首都圏での認知度が70.5%~88.6%と7割を超える『サンマルクカフェ』『コメダ珈琲店』『ファーストキッチン』『イケア』『バーガーキング』『上島 […]
今回の調査レポートで「定番ブランド」に分類されたのは、首都圏での認知度が90.0%~98.6%と9割を超える『マクドナルド』『スターバックス コーヒー』『モスバーガー』『ロッテリア』『タリーズコーヒー […]
昨日まで、MPFSモデルとは?というお話をしてきました。では、なぜこのようなことを考え、“モデル”を作る必要があるのでしょうか? 何か目標を掲げるものの、目標達成が途中で頓挫してしまうことがあります。 […]
昨日まで、定番化するまでの4段階の最初はM (Mania) 、マニアなファンがついている状態。3番目はF (Famous) 、多くの人々に知られた有名な状態。最後が定番化のS (Standard)であ […]
昨日まで、リテールブランドの最終目標である定番化を達成したブランドが【定番ブランド】であり、定番化のすぐ前の段階にあるブランドが【有名ブランド】であることをお話してきました。 定番化するリテールブラン […]
昨日お話したとおり、リテールブランドの最終目標である定番化を達成したブランドが【定番ブランド】です。しかし、リテールブランドがいきなり定番化することはなく、そこに至るまでに3つの段階を経て【定番ブラン […]
多くのリテーラーが多店舗化を進めていますが、その最終目的は何なのでしょうか?それは、屋号(リテールブランド)を“定番化”することと言えます。 定番化した状態とは、ある程度の規模の商業集積であれば、とり […]
スターバックス コーヒーが本日2016年8月2日、日本進出20年の記念日を迎えました。日本市場へ参入したリテールブランドにおける近年最も成功したケースとして、“成功物語”が語られることの多いスターバッ […]
クイズで読む『リテールブランド浸透度調査2016』結果速報(6) 『コーヒービーン&ティーリーフ』と『パイフェイス』の認知度が高まらない理由 福徳社では、2016年6月に『リテールブランド浸透度調査』 […]
クイズで読む『リテールブランド浸透度調査2016』結果速報(5) 『パイフェイス』の認知度が高まらない理由 福徳社では、2016年6月に『リテールブランド浸透度調査』を実施しました。日本で展開している […]
ららぽーと立川立飛に出店している全ショップブランドの認知・利用経験を大学生に聞いてみた【サービス・カルチャー・その他のブランド編】 【ファッションブランド編】、昨日の【インテリア・生活雑貨編】に引き続 […]
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ららぽーと立川立飛に出店している全ショップブランドの認知・利用経験を大学生に聞いてみた【インテリア生活雑貨ブランド編】 昨日の【ファッションブランド編】に引き続き、『ららぽーと立川立飛』出店全ショップ […]
ららぽーと立川立飛に出店している全ショップブランドの認知・利用経験を大学生に聞いてみた【ファッションブランド編】 この週末、セール真っ最中で賑わう『ららぽーと立川立飛』に行き、出店している全テナントの […]
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福徳社では、今月、『リテールブランド浸透度調査』を実施しました。 リテールブランド運営において、認知度の把握は重要です。なぜなら、大半の(まだ顧客になっていない)一般消費者は、“何屋だか知らない・わか […]
これまでの小売業やサービス業の研究では、主に“店内に存在する目先のお客さん(以下、顧客)にどう対応するかという問題に焦点が置かれてきました。その結果、“店内に顧客がいるのが当たり前”、あるいは、“店を […]