タグ: カニバリ

”いきなり”赤字転落の件3|いきなり!ステーキ あるべき店舗数とのギャップ

“市場規模に対して相応しい数の店舗数を出店する”という考え方はペッパーフードサービス社には皆無であったと言ってよいと思われます。首都圏の出店数には驚かされました。投資家の中に、これで赤字転落は許しがたいと思う方がいてもおかしくないように思います。

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”いきなり”赤字転落の件1|『いきなり!ステーキ』出店の観点からの教訓

いきなりステーキのペッパーフードサービスが上場以来初の赤字転落。ペッパーランチと同じような失敗をしており、出店の観点から言えることを後の教訓のために書き残します。めったに起こらない自社競合が起こった理由は、市場規模と店舗数のバランスをよく考えずに出店していたためと考えられます。

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西松屋とシマムラの店舗網健康診断1|西松屋1,000店舗突破記念

西松屋チェーンのように1,000店舗体制となると店舗網は全国に広がりますが、各地域市場の規模に応じて配分できているかが問題となります。小さい市場に過剰出店すれば売上食い合い(カニバリ)が生じ、逆に大きい市場で出店数が不十分だと競合に売上機会を奪われます。

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日本マクドナルド不振の理由【5】当時の同社にとっての「店舗」の意味

“論功行賞”の現代版 昨日の続きです。さて、 私は、1999年当時(マクドナルドが高速出店していた時期です)、日本マクドナルドの店舗開発本部の出店統括局という部署の仕事に関わる機会を得ました。 今日は、当時のことで覚えて […]

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営業部門から店舗開発部門へのよくある質問対策|予告編

店舗開発と営業の間で意見が分かれた場合の質問対策です。このエリアにあと何店舗出せますか?出店して大丈夫なんですか?エリアが元気か病気かはどうやって分かりますか?この物件に出店したらいくら売れますか?近隣店舗売上に影響ありますか?どうやってエリア計画に落とし込めば良いですか?

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カニバリゼーション(カニバリ)って何?4|カニバリのチェック方法

短期的な変動を除去した12ヶ月移動平均を使います。近くに自社店舗が出店した場合のカニバリの発生の有無を分析する際も、12か月移動平均を用います。なぜなら自社店舗の出店は「競合店舗数の増加」を意味し、それは要因Aに含まれるためです。次に平均値の差の検定をします。

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カニバリゼーション(カニバリ)って何?3|カニバリのパターンは?

カニバリを考えるときにチェックすべきことは、①その市場の市場規模(昼夜間人口、商業販売額など)②2つの店舗の間の距離③2つの店舗のサイズ④2つの店舗の立地、の4点です。それぞれに考慮すべき項目を組み合わせると、カニバリの強度は16ランクに分かれます。

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カニバリゼーション(カニバリ)って何?2|店舗の売上を決めるものは?

店舗の売上は店舗ごとに異なりますが、それはなぜか?店舗の売上を規定する要因は何か?ということを考えてみましょう。また、カニバリは、客観的な方法で、具体的に何%落ちるというところまで予測がなされるべきものです。その方法を述べたいと思います。

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