関東圏だけでなく関西圏にも出店地域を拡大し勢いがあるようですが、集中度が大きく低下し、店舗網拡大と同時に店舗数が分散しています。チェーン店出店の基本である特定地域に店舗数を集中すべきとの考え方にそぐわず、店舗網の管理効率等が低下します。
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
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2017年に地道に店舗数を108店舗から118店舗に増やしたブロンコビリーですが、最近どうも調子がよろしくないようです。業績下方修正を発表し、株価も低迷しています。今回はブロンコビリーの出店の軌跡とその見方をお話しします。
西松屋チェーンのように1,000店舗体制となると店舗網は全国に広がりますが、各地域市場の規模に応じて配分できているかが問題となります。小さい市場に過剰出店すれば売上食い合い(カニバリ)が生じ、逆に大きい市場で出店数が不十分だと競合に売上機会を奪われます。
首都圏の新しい商業施設が【現状】消費者にどう利用されているのか?をあぶり出す消費者調査『商業施設利用実態調査2016』の結果より、顧客住所の特定都県への集中度が高かった順に調査対象商業施設を並べてみましょう。 『商業施設 […]
昨日のクイズを再掲します。 “集中型全国展開”戦略を採る企業の一例として、一都三県に80%強の店舗を集中させつつ、“2012年12月時点”で宮城・仙台を除くすべての大都市圏に展開する“〇○○教育”があります。 学習塾業界 […]
昨日のクイズを再掲します。 学習塾業界の上場企業で、下図③の戦略を採る企業の例としては、関西を地盤として教室網を築きながら、東京へ進出し、その後10教室以上を展開している○○教育グループがあります。さて、○○に入る言葉は […]
昨日の続きです。当ブログはサービス企業の店舗網の状況に関する、下図の「???」の部分を説明しようとしています。そしてSTEPは「単一ドミナント」、明光義塾は「分散型全国展開」と名付けましたが、ここからその根拠をお話ししま […]
【商圏の広がり分析】『イオンモール幕張新都心』利用経験者の65.1%が千葉県住民 「調査結果報告」シリーズでは、(株)福徳社の独自リサーチ『商業施設利用実態調査2015』レポートから、分析担当者が注目したデータをピックア […]
ケーススタディー:幸楽苑 vs. 日高屋 ~総店舗数の地域配分が対照的な企業~(続き) 昨日の続きです。ここで、日高屋と幸楽苑を比較したグラフを見てみましょう。 横軸は、市区町村別の出店数を表します。1店舗しかないエリア […]
ケーススタディー:幸楽苑 vs. 日高屋 ~総店舗数の地域配分が対照的な企業~ 昨日の続きです。では、ケーススタディーとして、総店舗数の地域配分の仕方が対照的な企業を比較しながらその意味をご説明したいと思います。 採りあ […]
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