福徳社の「店舗開発実務講座」ご案内
「店舗開発の仕事に就くことになり、基本的な考え方・やり方から学びたい」「開発の仕事をしてきたが学び直したい」「新任の教育方法で悩んでいる」「得意先の開発業務を理解しておきたい」「出店を検討中だが何から始めるべきかわからない」「出店戦略の練り直しを迫られている」ーーといった様々なお立場の方延べ500名以上に受講いただいてきた、実践的な内容で定評あるセミナーが、ビデオ会議で個人受講可能になりました。
大学で教鞭をとりつつも常に企業実務に携わり続けてきた、店舗開発一筋25年の講師が、全くの未経験者からベテランの方まで、業務遂行に必須の知識を網羅的にご理解いただけるよう、易しく解説します。
多様な業種より、出店規模も大手チェーンから個人経営店まで、職位も役員から担当者、起業・転職前や求職中の方まで、様々な方が受講されています。法人・個人いずれでもお申込可能です。お気軽にご参加ください。
完全カスタマイズのマンツーマン集中講義!
個別課題に応じたコンサルティングも提供します
福徳社の企業研修プログラム用に開発したオリジナル教材「店舗開発という仕事」の内容をベースとした、店舗開発の基礎を3時間で網羅する、他にはないセミナーです。
オンライン会議による、講師とマンツーマンでの講座ですので、どんなことでもお気軽にご質問いただけます。セミナー内容のカスタマイズや、具体的な業務に関するご相談にも柔軟に対応させていただきます。
▷ 講師 加藤 拓(かとう たく)プロフィール: 専門分野:チェーン店出店戦略、店舗開発、売上予測。市場調査会社にて、日本マクドナルド社GISシステム構築・マクドナルド売上予測モデル構築に携わった後、スターバックス コーヒー ジャパン社店舗開発本部・経営企画室にて、出店戦略立案、物件判断、新規物件の売上予測、既存店舗の売上分析等の店舗開発実務を10年間にわたり担当。(株)福徳社設立後は、多数飲食・小売・サービス業種チェーン企業の店舗開発部門のコンサルタント・社内研修講師として活動中。
3大学の准教授・非常勤講師を現任(研究分野:出店戦略、サービス・マーケティング、消費者行動の計量分析、マーケティングと企業成果の関連)。
博士(学術)。慶應義塾大学商学部卒、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、コペンハーゲンビジネススクール留学、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。宅地建物取引士(登録番号 東京 第242957号)。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト(CMTA®)。
店舗開発実務講座「公式テキスト」(PDF版)目次
●はじめに
第1章 「店舗開発という仕事」とは
- 店舗開発部とは 【1】店舗開発部はどう認識されているか? 【2】店舗開発への誤解が生じる背景 【3】理論武装の必要性 ● コラム① 店舗開発以外の経験は店舗開発部で活かせるか?
- 店舗開発の業務フロー 【1】一般的な業務フローの例 【2】業務フローの難所 ①物件情報の入手 【3】業務フローの難所 ②売上予測 【4】業務フローの難所 ③社内承認
- 店舗開発活動の効率化に向けて 【1】効率化に向けて必要なこと 【2】多店舗化が進まない企業の傾向 ●コラム② 売上予測のあるべき姿 ●(ケーススタディ)1号店開店からわずか2年で撤退
第2章 物件開発 (1店舗を開けるまで)
- 物件情報を集め始める前に 【1】着任した初日から何をすべきか? 【2】既存店分析の進め方
- 物件評価の考え方 【1】立地のタイプ 【2】店舗の売上を左右する要因 ●コラム③ 大型商業施設の分類
- 物件評価で使う用語解説 【1】商圏 【2】TG(Traffic Generator) 【3】動線 【4】GISシステム(地理情報システム) 【5】通行量・交通量調査 【6】現地調査
- 物件情報の収集 【1】路面店舗の場合 【2】施設内店舗の場合 【3】物件情報収集の際の心構え ●コラム④ 物件情報の流通について ●コラム⑤ 適切な立地の取捨選択における「2つのエラー」
- 物件調査と社内提案 【1】物件調査を行うにあたっての心構え 【2】物件調査の手順 【3】デスクリサーチの目的(仮説構築)と方法 【4】現地調査の目的(情報収集+仮説検証)と方法 【5】情報のストーリー化 【6】プレゼンテーションの際の心構え ●コラム⑥ 効率的な仮説構築の方法 ●コラム⑦ 間口の長さを測る方法 ●コラム⑧ 2分間プレゼンのススメ
第3章 出店戦略・店舗網最適化戦略
- 戦略立案のフレームワーク 【1】複雑な問題 【2】具体的な業務課題
- 出店戦略 【1】出店戦略の目的 【2】総店舗数の求め方 【3】総店舗数の地域配分 【4】出店戦略の6類型 【5】出店戦略のエリア戦略へのリンク ●コラム⑨ 地域性に応じたSC店舗開発の留意点
- 店舗網最適化戦略 【1】店舗網最適化に向けた考え方 【2】店舗網の現状分析(健康診断)の方法
- エリア戦略 【1】エリア戦略とは 【2】エリア戦略の目的 【3】エリア戦略がないとどうなるか? 【4】エリア戦略の立て方 【5】エリア戦略における店舗利益率の考え方 【6】エリア戦略における店舗の役割の考え方 【7】エリアにおける店舗の最適配置の考え方 【8】カニバリ(自社競合)の考え方 ●コラム⑩ 戦略とは? ●コラム⑪ エリア戦略に役立つ顧客アンケート調査のすすめ ●コラム⑫ “エリア・エイジ”を思いついたきっかけは? ●コラム⑬エリア・レポート作成のすすめ
- 市場計画(マーケット・プラン)の立て方 【1】市場計画を立てる手順 【2】新規出店に伴う既存店カニバリの折り込み方
- 出店戦略7つの根拠「なぜ、今、そこに?」
第4章 エクセルを用いた売上予測
- チェーン企業の新店の売上予測とは? 【1】売上予測に説得力をつけるには? 【2】売上予測モデルとは
- 売上予測のための既存店分析の方法 【1】データベースの作成方法 【2】既存店売上データの見方 【3】データの収集と分析の方法
- 売上予測モデルの作り方 【1】単回帰分析 【2】重回帰分析 【3】変数 【4】新規物件への適用方法と使用上の注意 ●さいごに ●専門用語解説 ●(付録)大型SC・百貨店の坪効率・売上高ランキング
【実施概要】店舗開発実務講座
- 日程:セミナー開講日程は個別に調整させていただきます。受講ご希望の方はこちらよりお問い合わせください。折返しメールにてご連絡させていただきます。
①午前の回(9:30~12:30) ②午後の回(13:00~16:00) - 定員:各回1~2名(ご受講2名様までは、受講料は変わりません)
※3名様以上でのグループ受講をご希望の方は、こちらよりお問い合わせください。 - 所要時間:3時間(セミナー+質疑応答)
- 講師:株式会社福徳社 加藤 拓
- 受講料:99,000円(税込)
※公式テキストは、事前にPDFファイルでダウンロードいただきます。
※受講料は銀行振込となります(ご請求書発行)。 - 参加方法:本セミナーはGoogle Meet(無料アプリ)にて実施します。講座お申込み後にお知らせする講座配信URLよりご参加下さい。
※ご参加には通常のビデオチャットを利用できる環境が必要です。Webカメラ搭載PC、タブレット、スマートフォンなどからご参加いただけます。
講師からのご挨拶
「個別指導版」1日集中コース開講にあたって
コロナ一色だった2020年の流れが止むことなく2021年を迎えました。昨年は、弊社セミナーも、吉祥寺会場・新大阪会場での開催予定は全て中止となってしまいました。2017年に開講し、4年目にしてその役割は終わってしまったのだろうか、と思いながら、どんどん時間が過ぎていきました。
しかし、昨年の秋口ぐらいからだったと記憶していますが、少からぬ人数の方々から、セミナー開催について個別にお問い合わせをいただくようになりました。
昨今、小売・サービス業の倒産や閉店といった暗いニュースばかりが目立ちます。しかしながら、閉店する企業や出店に慎重になっている企業が増える今を、消費者や企業の行動様式が変わりつつある今を、自社の市場での存在感を高める“好機”と積極的に捉える企業も少なからず存在しています。
(今後も続くと考えておいたほうがよい)この厳しい環境下において、リスクを抑えつつ出店する上で、店舗開発担当者が直面する問題はより複雑なものになると思われます。それと同時に、店舗開発担当者のスキルアップのスピードや、スキルそのものの質の向上もますます要求されるようになると思われます。
こうした中、複数の企業の方々に一同に会していただき、共通項的な内容をお伝えする従来型のセミナー方法には、この状況下で物理的に開催が困難であるというだけでなく、受講される方にとって肝心な事柄に、個々の会社の企業秘密もあって、なかなか触れることができない、という問題がありました。
昨年は、在宅勤務や遠隔会議が急速に普及した年でもあり、ビデオ会議システムを用いることにより、予定が合えば気軽にミーティングを開くことができるようになりました。弊社もこの流れに乗り、時代に合わせた従来の方法とは異なる“オンラインによる個別指導型”のセミナーを本年より開講させていただきます。
これにより、受講される方のニーズに合った内容や終了直後からの業務に活かせる事柄を、具体的に、かつ、きめ細かくお伝えすることができるようになります。事前にメールにてご要望をうかがった上で、受講者様にふさわしい“オーダーメイド”の内容を準備させていただきます。受講後に業務に戻られた際にご不明な点が出たときなどのアフターサービスも充実させて参ります。
皆様のご受講をお待ちしております。どうぞよろしくご検討ください。
2021年1月11日
株式会社福徳社 加藤 拓