コンビニ既存店駐車場台数と、コロナ禍での店舗売上・客数減少との関係
特にコロナ禍のような状況で、コンビニを始めとするロードサイド店舗では、駐車場台数と売上・客数・客単価は関連しますので、分析しておくべきです。
特にコロナ禍のような状況で、コンビニを始めとするロードサイド店舗では、駐車場台数と売上・客数・客単価は関連しますので、分析しておくべきです。
CVS大手3社の格差が鮮明に、との報道。既存店客数減と客単価増で差が出たことが主要因だそうですが、具体的に何が客数・客単価に影響するのでしょうか?
沖縄セブンイレブン店舗展開経緯の続報。現時点で79店舗を展開しています。出店すべき自治体は出しつくした模様で、浦添市・沖縄市で追加出店が進んでいます。
セブンイレブンの沖縄県での展開は、消費者の間で普及した業態が未出店のエリアをどのように面的にカバーするかの貴重な記録です。現時点で65店、那覇市、浦添市への追加出店が進んでおり、全店舗数の3割弱が那覇市にある状態を続けています。
2019年7月に一気に14店舗を開業し、現在約60店舗になるまでの経緯をまとめました。沖縄セブンイレブンの出店の考え方は多くの業態に当てはまります。出店速度も出店の重要な構成要素ですが、250店舗目標とのことなので、加速期が来るのも早いような気がします。
広島の強力動線は広島駅とマツダスタジアムをほぼ最短距離で結ぶ通り。赤い軍団の流れに逆らって歩くにはエネルギーがいります。沿道は看板が赤い飲食店等多数。コンビニも赤く染まり、カープグッズが売られ、店員がカープのユニフォームを着ているカープ帝国です。
全国的な知名度も上がる中、大きく打ち上げられた花火を何となく中途半端に打ち尽くしてしまったコメダ珈琲。未出店エリア一号店は爆発的に売ることを目指すべきで予測売上のはるか上の売上を叩き出さなければなりません。急ぎすぎると爆発力は低下します。
コンビニ市場は飽和状態といわれ、全体の売上は増えないでしょう。今後何が起こるか?企業間の売上食い合いです。先行する2社は要所でない店舗が目立ち、今後要所にセブンイレブンが出店してくる。飽和する市場で数店で挟んでつぶす出店はセブンイレブンのお家芸です。
久茂地周辺はファミリーマートとローソンの出店が皆無でセブンイレブンが出店しそうな場所が案の定空いています。那覇市中心部地図を見てセブンイレブンが出店しそうな場所を予想してみてください。那覇市に14店出店するとしたらどう店舗を配置しますか?
同種業態の店舗が特定地域に集中して出店する場所では、売上が最も苦しい店を定期的に観察していると、将来的に物件化できる可能性があります。潜在顧客がいる施設や滞留する交差点の中間に立地する路面店は、将来的に商圏を侵食されるリスクが高いといえます。
店舗開発に関わる7月のできごとと言えば、セブンイレブン沖縄県開店。既にファミリーマートとローソンが出店する場所で、最大手の後攻めが始まります。コンビニは店舗数が飽和していると言われる中、なぜ後から出店するのか?弊社なりの見方を共有させていただきます。
出店、店舗開発に関わる今年7月のできごと、場所は沖縄県と言えば?沖縄県の地図をご準備ください。私は『県別マップル47・沖縄県道路地図』を買いました。沖縄県全体の状況を短時間で把握できるためです。
出店で先を越されるのは不利とは必ずしも言えず、周囲にコンビニがないところに先にファミリーマートだけがあり、より利用のしやすい区画にセブンイレブンが後から出店した場合、既存のファミマは大打撃を受け閉店に追い込まれるのではないかとの仮説ができました。
セブン-イレブンは交差点に面しており侵入経路も複数確認できます。侵入経路が一つで通りに面しているファミリーマートとあるものの数に大差をつけます。それは何か?この数字は車利用の多い郊外ロードサイド店の売上にかなり強く関係します。
3年前、ある道路わきにファミリーマートがありました。付近にコンビニはなく道路を挟んでドラッグストアが1件あるくらいの場所でした。その秋、少し行った川の先にセブン-イレブンがオープンしました。となりにはコメダ珈琲もオープンし辺り一帯が活気づきました。
八王子市富士森公園脇『横浜家系らーめん たま家』閉店後の区画が葬祭ホールになりました。確かに需要はある施設で、前を通った日も稼働しておりました。同じ区画のテナントが「コンビニ→飲食→葬祭サービス」と変化しました。これは“法則”となりえるのか?
地下鉄2号線で「南京西路」駅から「静安寺」方面へ3つ行くと「中山公園」駅があります。 ここは大きな公園があり、その周辺に商業施設や住宅等が集積するエリアです。例えれば井の頭公園や、「南京西路」や「淮海 […]
「ヤオ タイ マ?」 これは上海のコンビニやスーパー等で買い物をするときに、レジで必ずきかれる質問です。今回の滞在中もほぼ毎日耳にしました。 「ヤオ」は要求の「要」という字で“いる、必要とする“の意味 […]
さて、上海に出店するとしたら一号店はどこがよいのでしょうか。上海の有名な強力動線は南京路ということで、一号店は「南京東路」を選ぶという考え方もあるように思われますが、以前にもお話した通り、「南京東路」 […]
日本と同様に、上海にもコンビニエンスストアはいたるところにあります。 『セブンイレブン』はもちろん、『全家』(ファミリーマート)、『ローソン』、地元で強いのは『好徳』(all days)です。 街を歩 […]
先日、某大型アウトレットモールに行きましたが、昨今では通常のショッピングセンターでもセールが行われていることがあり、本来のアウトレットの機能を果たしているテナントであってもあまり“驚き”はなく、本当に […]
前回の続きです。ローソンには(ファミリーマートも同様です)“量”だけではなく“質”の高い立地への出店が求められる、というお話をしました。しかし、それを行うのは現状ではなかなか難しいものです。それを難し […]
昨日、ローソンの会長が退任されるという報道記事がありました。 同社は、コンビニ業界首位のセブンイレブンとの平均日販10万円の差が縮められない中、中期計画で「1万8千店、日販60万円」を目指す中期計画を […]
昨日の問題の解説です。以前当ブログでお話ししたことの焼き直しですので、ご記憶の方は飛ばしていただいて構いません。 ここは新興のオフィス街で、最寄り駅と最近完成した大規模オフィスビルを結ぶように道路がの […]
とりあえず、本出店戦略講義シリーズ最後の問題です。 ここは新興のオフィス街で、最寄り駅と最近完成した大規模オフィスビルを結ぶように道路がのびており、その中間地点に大きな交差点があります。今後も周辺にオ […]
マクドナルドに限定的な不振の理由とは? 前回の続きです。さて、マクドナルドは、2002年に当期純利益が赤字となりました。 外食産業の市場規模が1997年のピークを境に減少に転ずる中、外食産業にとって1 […]
もしもあなたがコンビニエンスストアを開業するとしたら?【演習問題】 では早速、昨日の問題を解説します。 新たにオフィスビル2棟が開発された地域で、A社はオフィスビルaにコンビニエンスストア1号店を開店 […]
もしもあなたがコンビニエンスストアを開業するとしたら?【演習問題】 今日はコンビニエンスストア出店の考え方に関する演習問題を出しますので、ぜひご一緒に考えてみてください。 新たにオフィスビル2棟が開発 […]
昨日の続きです。“自動車での利用のしやすさ”の3つの要素の残りの“駐車のしやすさ”という観点から、近日オープン予定のコーヒーショップ「コメダ珈琲店八王子楢原店」をケーススタディーとして考えてみましょう […]
明日13:30~、八王子駅前東急スクエアビル12階のイベントホールにて、本ブログ筆者の加藤拓が公開講座でお話させていただきます。 入場無料、申し込みも不要ですので、将来お店を開店する夢をお持ちの方、店 […]