「行き先」の反意語は何でしょう?「来し方」だそうです。読み方は「きしかた」「こしかた」。それが店舗と何の関係があるの?ですが、では商圏とは何ですか?店舗の商圏を詳しく調べたいときは、お客様に来し方を尋ねて地図上にプロットしてみてください。
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
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チェーン店の場合、ある市場で何店舗を出店できるかが議論されることがあります。この場合の市場は新宿、池袋などの駅中心であったり、○○市、○○区などの自治体単位の市場であったりとスケールは様々ですが、考え方の基本は同じです。出店可能な店舗数は3段階で求めます。
短期的な変動を除去した12ヶ月移動平均を使います。近くに自社店舗が出店した場合のカニバリの発生の有無を分析する際も、12か月移動平均を用います。なぜなら自社店舗の出店は「競合店舗数の増加」を意味し、それは要因Aに含まれるためです。次に平均値の差の検定をします。
カニバリを考えるときにチェックすべきことは、①その市場の市場規模(昼夜間人口、商業販売額など)②2つの店舗の間の距離③2つの店舗のサイズ④2つの店舗の立地、の4点です。それぞれに考慮すべき項目を組み合わせると、カニバリの強度は16ランクに分かれます。
店舗の売上は店舗ごとに異なりますが、それはなぜか?店舗の売上を規定する要因は何か?ということを考えてみましょう。また、カニバリは、客観的な方法で、具体的に何%落ちるというところまで予測がなされるべきものです。その方法を述べたいと思います。
既存店の近くに新店舗を開店しようとする際、必ずといって良いほど議論されるカニバリゼーション。直訳すると「共食いする」という意味で、同じ会社の複数店舗が顧客や売上を食い合う状況を意味する用語として使われています。これは実態がよくわかっておらず厄介なものです。
こんな店舗開発担当者の方におすすめします。自社独自の売上予測モデルを自分で作って使いこなせるようになりたい。新規出店の際の売上予測の根拠をロジカルに説明し、社内合意をスムーズに得られるようになりたい。売上不振の既存店の原因を把握し、問題をロジカルに説明できるようになりたい。
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商圏の大きさは時間と共に縮小していきます。参入間際の地域市場では商圏が広い一方、出店が進み浸透が進んだ地域市場での商圏は狭くなります。これは、顧客が店舗に期待する事柄が異なることをも意味します。店舗・顧客は、時間軸を加えた新たな基準で細分化されるべきなのです。
店舗開発部とは?新規出店候補物件が開業に至るまでのプロセスは?ドミナント戦略とは?カニバリゼーション(通称「カニバリ」)とは?動線とは?商圏とは?TG(ティージー)とは?視認性とは?