「自家用車が無くては生活できない人々中心に形成されるマーケット」は地方都市に多く見られますが、駅の位置づけは?単に人口が少ないだけでなく、駅を必要とする人の割合が小さいことも示す数字を挙げます。鳥取市民にとって駅は日常的な場所ではない点が都市部とは大きく異なります。
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
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全国チェーンが駅ナカや駅付近に出店したがるのは、老若男女を問わず不特定多数の人々を集める力があるためです。全国チェーンは都市部の感覚で地方への出店計画を考えがちですが、「自家用車が無くては生活できない人々中心に形成されるマーケット」ではその感覚は当てはまりません。
スターバックスが最後の未出店の都道府県である鳥取県に初出店したようですね。最後の花火を上げた感がありますが、スターバックスのような全国チェーンが戦いにくいマーケットについてのお話です。個人で開業をお考えの方も、参考にしてください。
白金台のスーパーマーケットの配置から、こういった立地の評価を考え直してみるのは有意義と思われます。これまでの立地判断では集客力ある施設近くが良い立地というものが多いですが、状況によっては店前通行量が多くても意外とお客さんをキャッチできないケースもあります。
後背地とは、文字通り店舗の背後にある地域、商売で言えば商圏のことです。マルエツ、いなげや、コンビニ(セブンイレブン)の後背地には、住宅が密集していますが、プラチナ ドン・キホーテの後背地には、オフィスビルやお寺などが多いことにまず気が付きます。
白金台駅周辺のスーパーマーケットの立地です。プラチナ ドン・キホーテ白金台店は、東急ストアが撤退した物件にオープンしたわけですが、現地を見て、東急ストアが撤退した訳が分かったのです。
住宅として使われている面積は想像以上に小さく、しかもある領域に偏在していることが分かります。買い物と関連しにくい目的で利用される施設が周囲に多いことが分かります。白金台は徒歩客を相手に商売をするのは大変な地域であると考えるべきでしょう。
今日は、冷静に白金台の商圏分析をしてみましょう。白金台駅を中心とした半径500mの範囲の地図と、同じ範囲の航空写真を見てみてください。地図と航空写真を見て、どのようなことを思いますか?
「首脳陣の(A)と選手の(B)が揃えばチームは勝つのですが、今の巨人は・・・(解説者)揃ってないですね」これを経営陣、選手を社員に置き換えれば企業も同じです。
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