前回のブログで、既存の業態の定義に無理があること、既存の教科書的なものは過去のものとして、時代に合った新たなものを書く必要があるとお話しました。そのために、まずは“商売・買い物という観点で歴史を振り返る”ことが必要である […]
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
タグ: 経営戦略
昨日の続きです。なぜ経営者のコメントは、「目標1000店」など、出店数の目標を掲げるに留まってしまうのか? コメダ珈琲店を展開するコメダホールディングスと同様に、成長目標を掲げるものの結果が未達に終わった生のケースを間近 […]
やはりそうか、という話ですが、最近上場したコメダ珈琲店を展開するコメダホールディングス【3543】は、店舗数1000店体制を目指すそうです。 成長目標だけが掲げられ、なぜかその数字は500や1000といった切りのいい数字 […]
2000年前後に新たに出現した好立地 昨日の続きです。店舗開発の視点で、日本マクドナルドをとりまく2000年前後の時期を捉えた場合、それはどのような時代であったか? それは駅ビルや郊外型ショッピングセンターなどの商業施設 […]
今日は週末なので、少し脱線して、“論文執筆のススメ”というお話です。 当ブログも含めてですが、多くの人がネットや書籍等で持論を展開しています。それらを読まれている皆さんは、それらを読まれた後どうされていますか? ビジネス […]
日本市場で何店舗出店できるのか?全社的なマクロの出店計画を、地域ごとのミクロな市場計画にどう落とし込んでいくべきか?等につき長らく考えて参りましたが、実はよりどころになる考え方がほとんど存在しないことに気づきました。不安を感じつつ出店の判断を迫られるケースが多いのではないでしょうか?
「このエリアにはあと何店舗出せるのですか?」と営業部門から聞かれたら?チェーン企業がそれを考える際、最初に定めるべきは、全国で最終的に何店舗出店するかという目標店舗数です。これにより出店すべきマーケット範囲が大まかに決まります。これが企業として定まっていないと答えられません。
新規出店・開業の判断の際には、そこで開業した場合に商売が失敗する確率は100%と考えます。それを様々な検討項目を確認することで下げていき、その確率が十分に下がった場合に、成功する可能性が高いと判断するべきなのです。
店舗の経営者がしがちな勘違いの一つに「開業後も店舗周辺の環境は変わらない」があげられます。「環境」には、顧客に関するものと競争相手に関するものがあります。時間と共に変わるものであり、変化を想定しておく必要があります。
店舗の経営者がしがちな勘違いの一つに「開業後も店舗周辺の環境は変わらない」というものがあげられます。
「環境」には、顧客に関するものと競争相手に関するものがあります。これらは時間と共に変わるものであり、こうした変化を想定しておく必要があるのです。