「かわいそうなお店」

ある会社が、開けたいときに、開けられる場所に、開けたいだけ店を開けて、業績が悪くなりました。

業績が悪くなって、多くの店が売りに出され、売られた先では、別の名前に変えられました。

奇跡的に残った店も、長いこと放置され、残りは3件になりました。 

首都・東京の店が閉まることになり、残りいよいよ2件となりましたが、放置はつづきました。

その会社は、“新たなる船出”といって、本当に海に出ていきました。(おわり)

東京チカラめし、東京から撤退

当ブログでも店舗展開の推移を追わせていただいていた「東京チカラめし」が今週末、遂に東京からなくなるそうです。リンク先の記事によりますと、運営会社はその理由として、「閉店理由は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、来客数が減ったこと。オフィス街の新宿西口で、店のメインターゲット層だったサラリーマンの出勤が減っているのが原因」とコメントされているようです。

最近では、「心機一転、香港からリスタート」し、「香港を足がかかりに東南アジア全体、ゆくゆくは中国での出店を目指している」そうです(出所)。

さて、当ブログがこちらの記事を書かせていただいてから、もう6年以上が経つのでした。

会社を親、東京チカラめしを子に例えて、この間の子の気持ちに思いを巡らすと、何とも可哀そうな気持ちになります。

いずれ消滅するであろう東京チカラめしのことは、いつまでも記憶に刻み込んでおくべきです。

“東京チカラめし”という屋号に罪はないのです。(了)