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出店戦略論【2】店舗展開を「開始する前」に決めておきたいこと

昨日の続きです。今回のタイトルで「開始する前」を強調した理由は、数店舗を開業した後に、出店戦略を考えようとする企業が多いように思われるためです。

社内でそれを「考えるように」と言われる人も、そんなことは、開ける前から決めておくべきことでは・・・と不平を言いたくなることが多いように思われるためです。

昨日、出店計画の例として、

「20年で100店体制、東京のほかに関西や九州など地方都市への拡大も進める」

というものを挙げました。

ここには、計画の達成時期総店舗数出店地域が含まれています。

これらはどのようにして決まったのでしょう?経営者の頭の中には何か理由があるのかもしれませんが、その根拠をある程度までは理解可能な形で説明していただきたいものです。

なぜ20年もかけるのか?

なぜ100店舗なのか?

地方都市はどこまで含まれるのか?

こうした問いに対して、一貫性のあるストーリーを構築する必要があります。

国内市場での店舗展開にあたり最初に決めるべきことは、出店を完了した段階でストア・ブランドにどのような意味合いを持たせたいかを決めることです。それにより出店の考え方は大きく変わってきます。

それを踏まえた上で、多店舗化する企業が出店に関して意思決定しなければならない要素は4つあります。その4つには、

出店が完了した段階での①総店舗数、②出店する市場の地理的範囲、③想定する個々の店舗の立地のバリエーション、④総店舗数の地域配分

が含まれます。

重要なことは、それらを別個に考えるのではなく、同時並行に、システマティックに検討する必要があるということです。

続きは明日のブログで。

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