昨日まで、定番化するまでの4段階の最初はM (Mania) 、マニアなファンがついている状態。3番目はF (Famous) 、多くの人々に知られた有名な状態。最後が定番化のS (Standard)であることをご説明してきました。
そして、M と F を結ぶのが Popular の P、【人気ブランド】の段階です。
これは、マニアだけだったファン層が急激に拡大する段階です。
話題性が高まり、口コミ・ソーシャルメディアでの情報拡散やマスメディアへの露出などが増え、それに伴い新規出店も加速するなど、リテールブランドが活性化している状態です。この時期にPR活動に力を入れると、面白いように認知度が上がっていき、売上も全体的に底上げされます。そのリテールブランドを知っている人の数も大幅に増加し、【有名ブランド】の仲間入りを果たすための地力をつける段階です。
以上のような定番化までのプロセス(M → P → F → S)を、福徳社では【MPFSモデル】と名付けました。リテールブランド浸透度調査レポートでは、MPFSを分析のフレームワークとして、調査対象26ブランド(マクドナルド モスバーガー フレッシュネスバーガー ロッテリア バーガーキング ファーストキッチン ウェンディーズ クア・アイナ シェイク シャック カールスジュニア スターバックス コーヒー タリーズコーヒー コメダ珈琲店 上島珈琲店 サンマルクカフェ コーヒービーン&ティーリーフ ブルーボトルコーヒー クリスピー・クリーム・ドーナツ ギャレット ポップコーン ショップス コールド・ストーン・クリーマリー パイフェイス タコベル イケア フライング タイガー コペンハーゲン ラッシュ ロクシタン)が現在どの段階にいるのかを具体的に示しました。
続きは明日のブログで。