ブランド認知度が高まらず撤退した事例『プリンセス タム・タム』

ブランド認知度が高まらず撤退した事例『プリンセス タム・タム』

『プリンセス タム・タム(PRINCESSE tam.tam)』はフランスの婦人肌着店ですが、傘下におさめていたファーストリテイリングがその店舗運営事業から2016年の3月に撤退しました。

2016年3月25日の日本経済新聞には、

2012年に日本での店舗展開を開始したもののブランドの認知度を高めることができず、販売も伸びなかったためとみられる

とあります。

また、2012年11月に銀座1号店を開けてから2016年3月までの41ヶ月の出店数は3店舗で、東京の池袋と世田谷区のほか、大阪に直営店舗を展開、そのほかにもオンラインストアを運営していたそうです。

店舗数が少ないうちから出店地域を拡大したものの、その後の追加出店が十分に行われずに認知度が高まらず撤退した事例として、これは記録するべきものと思われます。

この事例のみから得られる極端な仮説として、“1年で1店舗のペースで3店舗という出店スピードは遅すぎる”を提示したいと思います。この仮説を基準にして過去の撤退事例を収集してみたいと思いますので、進捗があった場合は共有させていただきます。

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