主要チェーン店の総店舗数の変化という観点から2017年を振り返ってみたいと思います。今日は牛丼・丼もの業態編です。
牛丼・丼もの業態の総店舗数は、全体で5,341店舗から5,424店舗へと83店舗、率にして1.6%増加しました。
全体的には大きく店舗数が増えているわけではありませんが、急成長した屋号がありました。
2017年に最も総店舗数を増やした屋号トップ3は、
1位 豚屋とん一 (+25店舗)
2位 かつや (+19店舗)
2位 松屋 (+19店舗)
でした。
総店舗数の“増加率”トップ3は、
1位 豚屋とん一 138.9%増
2位 ローストビーフ星 50.0%増
3位 えびのや 28.6%増
まだ小粒ながら急成長している屋号が出てきています。しかし、急成長には危険もつきものです。2018年も経過を見守りたいと思います。
逆に2017年に最も総店舗数を減らした屋号トップ3は、
1位 すき家 (-12店舗)
2位 かつてん (-2店舗)
3位 なか卯 (-1店舗)
3位 ザ・どん (-1店舗)
減少率のトップ3は、
1位 かつてん 14.3%減
2位 ザ・どん 3.8%減
3位 すき家 0.6%減
でした。
かつて話題になった『すためし』『東京チカラめし』は店舗数に変動がありませんでした。
明日(来年ですね)はらーめん・餃子チェーン編をお届けします。今年も当ブログをお読みいただきありがとうございました。皆様どうぞ良いお年をお迎えください。