主要チェーン店の総店舗数の変化という観点から2017年を振り返ってみたいと思います。昨日のファミレス業態編に引き続き、今日はバーガーショップ業態編です。
業態全体の総店舗数は7,866店舗から7,709店舗へと157店舗減少しました(減少率は2.0%)。
2017年に最も総店舗数を増やした屋号トップ3は、
1位 フレッシュネスバーガー (+9店舗)
2位 ケンタッキーフライドチキン (+3店舗)
3位 クアアイナ (+2店舗)
でした。
総店舗数の“増加率”トップ3は、
1位 ヴィレッジヴァンガードダイナー 16.7%増(12店舗→14店舗)
2位 クアアイナ 7.4%増(27店舗→29店舗)
3位 フレッシュネスバーガー 5.7%増(158店舗→167店舗)
店舗数を大きく増やした企業は少なかったことが分かります。
逆に2017年に最も総店舗数を減らした屋号トップ3は、
1位 ミスタードーナツ (-66店舗)
2位 サブウェイ (ー45店舗)
3位 ドムドムハンバーガー (-28店舗)
総店舗数減少率のトップ3も顔ぶれは同じで、
1位 ドムドムハンバーガー 42.4%減(66店舗→38店舗)
2位 サブウェイ 11.5%減(390店舗→345店舗)
3位 ミスタードーナツ 5.6%減(1175店舗→1109店舗)
でした。
因みに最大手のマクドナルドは、総店舗数を2,910店舗から2,896店舗へ14店舗、率にして1%減少させました。
同じく総店舗数1%減がバーガーキングで、この一年で99店舗→100店舗→98店舗という変化を示しました。
バーガーキングが出店ペースを上げるとの情報も流れていますし、マクドナルドの業績も回復しているようで、2018年のバーガーショップは店舗開発の観点では面白い業態かもしれません。
明日は回転寿司編をお届けします。