商業施設といえども大型、目新しいテナントがある、だけでは差別化要素となりえなくなり、開業当初は想定以上の広域から消費者を集客しても継続期間は短くなっており、すぐ日常使いの場所となる。頻繁なテナント入れ替えによりちぐはくなテナントミックスとなる施設が目立つ。
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
2017年3月
店舗開発業務入門セミナーを開催します【2017年4月1日(土)13:00於麻布十番】(この回は終了しました) 翌日から実務で使える知識が身に着く!チェーン店店舗開発担当者のための実務講座毎月開講中 店舗開発業務そのものへ […]
【2016年講演録】2000年以降の大きな環境変化として首都圏消費者の移動範囲が大きく拡大したことが挙げられます。それに伴って商業施設としての駅の魅力が増していき、アトレやルミネなど駅ビルの存在感が非常に高まったのがこの時代です。
【2016年3月講演録】商業施設開発の推移をみてみると場所ありきの開発が続きました。大きな土地があったからそこを商業施設にしよう、と商業施設を開けていきました。90年代以降は商業施設の大型化や地理的な拡大が広がっていき、ショッピングセンターが生活の中にすっかり定着しました。
大型商業施設は高度経済成長とともに増え、90年代以降は年100店舗以上が続きました。法律改正関係の駆け込み出店など時々の事情もあり開業ラッシュが続きました。“最近大型商業施設が増えすぎだろう”という感覚が出て来たのがこの辺りから。90年代以降は大型化が進んでいます。
立地が店の成否を分ける決め手ですが、近頃はチェーン店企業が商業施設出店で立地を判断する際に考慮すべき基準に変化が生じているのではないか?極端に言えば「大型の商業施設といえば安全である」というのがこれまでの考え方でしたが、それが通用しなくなってきているのではないか?
前回に続き、『ららぽーと海老名』と『ららぽーと湘南平塚』の健康状態の比較というお話です。 『ららぽーと海老名』から車で迷わずに、渋滞なく行けば30分くらいで『ららぽーと湘南平塚』に着きます。 『ららぽーと湘南平塚』は、駐 […]
前回にお話した商業施設を観測する視点で、神奈川県のららぽーと2店『ららぽーと海老名』『ららぽーと湘南平塚』を比べてみます。 特別な意味はありませんが、『ららぽーと海老名』からみてみましょう。平成27年10月末の開業から1 […]
昨日の続きです。商業施設を定点観測する際には、何らかの“視点”が必要です。前回の繰り返しになりますが、不用意に現場に行ってしまうと、全体的な混雑具合や客層、どんな目新しいテナントが入っていたか、どのテナントが一番集客して […]
最近の平日ですが、1日時間があり、朝から天気もよく、デスクワークの効率も上がらないため、(お恥ずかしい話ですが)開業後未だに行っておらず気になっていた商業施設の現状視察に行くことにしました。神奈川県のららぽーと2店(らら […]