売れる・売れ続ける立地は良い立地、ですが…
良い場所とは?良い立地とは?言い換えれば、どういう場所に出店したらよいか?
これを定義することは簡単なようで、実は即答が難しい問題です。
ただ、一つだけはっきりしていることは“売れる(売れ続ける)立地”は良い立地である、ということです。
自分自身、10年ほど前までは“良い立地とはこういうところ”と紋切り型に考えていました。しかし、少なからぬ数の企業様の売上予測に関する業務をお手伝いする中、ある会社の店舗にとって良い立地が、そのまま別の会社の店舗にとっても良い立地となるかというと必ずしもそうではないし、エリアの一等地と呼ばれる立地がどの企業にとっても良い立地かというと、そう単純なものでもないということが分かってきました。
人口の多いエリアに出店すべきだという具合に、広域的な単位で立地をとらえた場合に選ばれる立地には大きな違いはないのかもしれませんが、局地的な立地になるとそういう訳ではないことがあります。乗降客数の多い駅前は有利と考えがちですが、売上が振るわない業種・業態があります。逆にある業種が撤退した跡地であっても、別の業種・業態が好調ということもあります。
そこで“良い立地とは一概には言えない”という答えになるのですが、そこで話が終わったら何も言っていないのと同じですので、先に進めます。
売れる・売れないを決めるのは?
では“売れる・売れない”は誰が決めるか?それは店舗を利用するお客さんです。
とかく周囲にどれだけ多くの“お客さんになりそうな人”が存在するか、という量的な観点で売れるか売れないかを考えがちです。
しかし、それだけで十分なのでしょうか?今後は量以外の視点がますます必要となるように思います。
ということで、自社にとって良い立地とは何か?を考えるヒントになればという内容を、弊社の店舗開発という仕事チャンネルで共有させていただきました。 利用客の利用行動からみた店舗の2パターンとは?続きはYouTubeにて。
良い場所(立地)とは?(言い換えればどういう所に出店したらよいか?)を定義することは、実は即答が難しい問題です。ここでは、考えるヒントとして、概論的な考え方を解説します。