昨日に引き続き、店舗網の管理について考えていきましょう。以前、「新規出店の7つの根拠」を示させていただきました。ここでは、それを再掲します。
(1) 自社が出店しない訳にはいかない場所
- 東京圏、名古屋、大阪、福岡など主要都市
- 大型SC開発計画
- 新規、再開発計画 など
(2) 未出店エリア(エリア1号店)
(3) 「エリア内の既存店Age(年齢)」の平均を全国平均の水準に保つため
- 出店履歴から機械的に配置する。特定のエリアの新規出店が長期間停まっている場合、新規出店の優先順位を上げるべきです。
(4) 地方都市で「10万人あたり店舗数」が全国平均に達していないため
- エリア間の差をなくす意味で出店が必要な場合があります。
(5) 競合の店舗数が自社の店舗数を上回るエリアへの出店
(6) ポテンシャルが大きく競合の出店を阻止しドミナントを形成する
(7) 既存店の効率が悪く改善の見込みの無い店舗のリロケーション
これらを“店舗網の管理”にどのように応用するべきかを考えていきたいと思います。
店舗網の健康状態を確認する具体的な方法についてお話していきます。『コメダ珈琲店』のケースで練習してみましょう。続きは明日のブログで。