小型船舶操縦士免許取得のススメ【1】船の操縦と多店舗展開の共通点

突然ですが、皆さんは船の操縦をなさったことがありますか?

私は10年ほど前に海の近くに住んでいたため、また、好きな釣りでも使えると思い、小型船舶操縦士1級のライセンスを取得しました。その際に、船の操縦と多店舗展開には共通点があるように思ったことがありました。そんなことを思い出したのでお話させていただきます。

免許というと普通免許をお持ちの方は多いと思われますが、車の運転の感覚で船の操縦をすると、陸とは全く様子が違うことに驚きます。大げさに聞こえるかもしれせんが、初めて実習で操縦した時、頭の中の何かが崩れカラカラと音がなったような感じがしました。

大きな違いは2つです。1つ目は、エンジンを止めると車の場合は必ず一箇所に止まります。が、船はエンジンを止めても一箇所に止まることはまずありません。水面が動いているので、エンジンを切ってホッとしたとしても、船は旋回する場合がほとんどです。一定の範囲内に船を止めるためには重いイカリを海底に投下する必要があります。2つ目は、車の場合、ハンドルを真っ直ぐに走る常態にしておけば必ず直進します。が、船はハンドルを真っ直ぐに進む常態に固定していても真っ直ぐ走るとは限りません。やはり水面が動いているため、船の速度が遅いと真っ直ぐに進んでいるつもりが、思いもよらない方向に流されることがあります。港から船と船の間をぬうようにして出る時などは、ぶつけたら大変なことになるので必死で直進するのですが、その方法は固定していても真っ直ぐ進むとは限らないということ以外は分かりません。水面の状況を見ながら小刻みに動かすのですが、それ以外は説明ができません。

車の運転を“陸上の発想”、船の運転を“海上の発想”と名付けると、多店舗展開は、現実は“海上の発想”で進んでいるのですが、関わっている人々は“陸上の発想”を用いているように思えてなりません。それはどういうことかを次回にお話させていただきます。続きは次回のブログで。