昨日のブログで写真を掲載した、先にあった『ファミリーマート』と2015年に新たにオープンした『セブン-イレブン』の違いは何か?
それは、区画の車での利用のしやすさにあります。

まず、区画の面積が『セブン-イレブン』の方が圧倒的に大きいです。乗用車だけでなく、やや大型のトラックでも駐車可能です。また、『セブン-イレブン』は交差点に面しており、侵入経路も複数確認できます。この点は、侵入経路が一つで通りに面している『ファミリーマート』と“あるもの”の数に大差をつけます。

ではその“あるもの”とは何か?

下の図をご覧ください。赤い矢印はそれぞれの区画への侵入のパターンを示しています。『セブン-イレブン』は『ファミリーマート』の3倍あります。侵入経路の数と面している道路の数、対向車線から入れるか否かを掛け合わせ、侵入と退出のパターンの数を比べるとより大きな差がつきます。

この数字は、利用客の店舗の利用のしやすさを代表する数字と考えられます。あまり大きな声では言いたくありませんが、この数字はある企業の郊外ロードサイド店の売上にかなり強く関係していたこともあり、車利用の多いロードサイド店は車での利用のしやすさが顧客の定着率や開店後の売上に強く影響すると考えてよいです。

この『ファミリーマート』は苦戦を強いられるな、ということで2015年は終わってしまったのですが、その後はどうなったか?

続きは連休明けのブログで。