上海“現調”コラム(8)上海のデリバリー・バイク便サービス【上】

日本で「デリバリー(出前)」と言えば、注文を受けた店の商品を、その店のスタッフが配送するのが一般的です。個人営業の寿司屋や蕎麦屋、外食産業では『ガスト』や『ドミノピザ』などがそうした宅配サービスを行っています。

しかし、上海では、買い物兼デリバリーを請け負うデリバリー・サービスがあります。バイクに乗りながら飲食店の手提げを持って、オフィスビルやマンションの前で電話している人が目立ち、何をしているのかと思っていましたが、数日経ってやっと分かりました。

上海のファーストフード店で過ごしていると、宅配業者らしき人が何度も出入りするのを見かけます。〔写真1〕の右手に青いシャツのお兄さんが写っていますが、彼のような人のことです。

上海のデリバリーサービス

〔写真1〕テイクアウトのランチバックを受け取るデリバリーサービス業者(青いシャツの男性)。ビジネス街の『wagas cafe』にて。

彼らは、店に行く時間がない、ないしは、行くのが面倒な人から買い物の注文を受け、それを購入し、指定の場所に届けることで収入を得ています。〔写真2〕のように、昼時のオフィスビルの前は、デリバリーのバイクが頻繁に行き来しています。頼む方は、スマホのアプリで簡単に注文できるようです。

〔写真2〕デリバリー商品を届けにきたデリバリーサービス業者。昼時のオフィス街にて。

彼らは一回の配達でいくら稼いでいるのか?急いでいる彼らに質問するのは憚(はばか)られますし、そのサービスを使うほど忙しくもない、今日はガイド役の地元の人もいない・・・と、不利な条件が揃っていたのですが、“ひょんなこと”から配送費がわかってしまったのです。ここは久しぶりにクイズです。

彼らの配送費を知る方法は?

ヒント①:ネットで調べるではクイズになりません。ヒント②:人々の消費行動を知るために街中にこれがあれば、私は必ず中をのぞいて観察するものです。ヒント③:普通の人は、それをしげしげと見ることはない不浄なものです。

答えは明日のコラムで。