昨日の続きです。かつて大橋巨泉さんが司会を、小倉智昭さんがナレーションを、それぞれされていた“世界まるごとHow much?”という番組がありました。その番組がまだあったとしたら、とりあげられていたかもしれない、上海の商品の配送サービスのお値段は?という問題です。
正解は3元(約45~50円)でした。どのようにして分かったか?それは、汚い話ですが、街中のごみ箱の上に置かれていたゴミ袋にホチキス止めされていたレシートに書かれていました。
それによると、注文者の名前、住所、電話番号、さらに面白いことに“不吃香菜”、つまり、匂いのついた野菜は食べない、という注意点まで書かれています。その下の6元、18元が購入したもので、その下はテイクアウト用の皿の代金が1元、何かしらの割引が9元と書かれています。そして最後の欄に“配送費 3元”とありました!
デリバリーサービスの会社名は、一部、簡体字(中国語の表記)が含まれますが、“百度外買”で、買い物代行、兼、配達サービスといったもののようです。
この商売に必要なものは、バイク、携帯電話、雨天時のレインコートです。個人的には日本でも普及することを希望するサービスでした。
以上、“捨てられるレシートあれば拾われるレシートあり”というお話でした。食事中の方には大変失礼致しました。続きは次回のブログで。「上海に1号店を出店するとしたらどこがよいか?」という話題です。ようやく出店戦略ブログらしくなってきました。
次回のコラムは、上海のスーパーやコンビニのレジで必ずきかれる「ヤオ タイ マ?」の意味と答え方をお届けします。