夏休み“徹底現調”シリーズ2018 ~京都編~

昨年の夏は猛暑の中国・上海に14日間滞在し、街なかを徹底現調しましたが、今年の夏は酷暑の京都にお邪魔しています。出発前から気温が38度を超えたニュースが流れていてどうしようかと怯んだこともありましたが、初志貫徹でやってまいりました。

なぜ京都かというと、京都ヘは仕事では数え切れないくらい来たことがあります。しかし、宿泊したことはなく、日帰りの連続でした。出店することのない市内の有名な観光地にはほとんど行ったことがなく、一度長期滞在をしたいと思っていたためです。

滞在先は京都の出町柳駅付近で、京都大学が近く学生街と住宅街がいり混じった落ち着いたエリアです。中心地は滞在費が高く、外国人観光客が多く落ち着きませんので、中心から少し離れた地元の人の多い地域を選びました。マイナーなエリアを中心に(まだお仕事中の方には申し訳ないのですが)夏休みの観光も兼ねて徹底現調を開始してみたいと思います。

着いたらまずはお昼ご飯からということで、京都ラーメンの話題です。

京都ラーメンについて(1) ~ラーメン激戦区“一乗寺駅”周辺~

叡山電車で出町柳から3駅目に一乗寺(いちじょうじ)という駅があります。

京阪電車の観光案内チラシによれば、一乗寺駅周辺はラーメン激戦区だそうです。約20件のラーメン店が出店しており、ときには行列ができる店もあるとのことで、チラシに影響されて途中下車してみました。(個人的なことで恐縮ですが、その日は朝から小4の次男と比叡山に登り、遅い昼食のための途中下車でした。)
駅を出て正面になんと(小4の子どもにはまだ無理な)『ラーメン二郎・京都店』(写真)があり、営業中でしたが、流石にこの酷暑の中、並んでいる人はおりませんでした。

駅前にラーメン店が通りに沿って密集していることを予想して、しばらく通りを歩いてみましたが、なかなかラーメン店は見つからず、それどころか通り沿いには飲食店自体もほとんどないことが分かりました。駅前の通りに沿って密集しているという予想は誤りで、自転車やバイク等での来店も可能な範囲に集中しているという意味だったようです。

駅から歩いて2本目の通り右手に“つけ麺”の看板をようやく見つけました。営業中だし、もうここしかないということで入店しました。店の名は『恵那く』(写真)。太麺のつけ麺で、カウンター11席のみ。客は周辺の高校か大学の学生や従業員と思われる人が多く、店員さんもお客さんも行儀が良い好感のもてるお店でした(再び個人的なことで恐縮ですが、小4の次男も特盛980円をたいらげ、大満足の様子でした)。

以上、一乗寺はラーメン激戦区ですが歩いて周るには大変なところ、というお話でした。

酷暑の中、当面、昼は“京都ラーメン”をテーマに過ごすことにしてみます。続きは明日のブログで。