店舗の売上は店舗ごとに異なりますが、それはなぜか?店舗の売上を規定する要因は何か?ということを考えてみましょう。また、カニバリは、客観的な方法で、具体的に何%落ちるというところまで予測がなされるべきものです。その方法を述べたいと思います。
ブログ ― 「店舗開発実務講座」セミナー講師のコラム
2015年4月
既存店の近くに新店舗を開店しようとする際、必ずといって良いほど議論されるカニバリゼーション。直訳すると「共食いする」という意味で、同じ会社の複数店舗が顧客や売上を食い合う状況を意味する用語として使われています。これは実態がよくわかっておらず厄介なものです。
こんな店舗開発担当者の方におすすめします。自社独自の売上予測モデルを自分で作って使いこなせるようになりたい。新規出店の際の売上予測の根拠をロジカルに説明し、社内合意をスムーズに得られるようになりたい。売上不振の既存店の原因を把握し、問題をロジカルに説明できるようになりたい。
2015~2030年完成予定の、大手ディベロッパーによるHOTな商業施設開発案件をリストアップしたエクセルファイル(英語付)をシェアさせていただきます。ダウンロードしてご自由にお使いください。
商圏の大きさは時間と共に縮小していきます。参入間際の地域市場では商圏が広い一方、出店が進み浸透が進んだ地域市場での商圏は狭くなります。これは、顧客が店舗に期待する事柄が異なることをも意味します。店舗・顧客は、時間軸を加えた新たな基準で細分化されるべきなのです。