昨日まで『鳥貴族』の本気度というお話をしてきましたが、関東以外が地盤の会社で株価が順調に上昇している企業はどこかと四季報をめくってみると、『壱番屋』【証券コード:7630】がありました。2013年の2000円前後から、3年間で約2倍に上昇しています。

『壱番屋』は愛知県一宮市の会社です。個人的な話で恐縮ですが、私は神奈川出身ですが、小学生5年生のときから壱番屋を知っていました。横浜在住なのに中日ファンだった私は、雑音にめげずに『東海ラジオ』や『CBC』を毎日のように聴いていました。その間、“カレーハウスCoCo壱番屋”というコマーシャルを何度も耳にしていたためです。

それはさておき、愛知が地盤の壱番屋は首都圏にどのくらい出店しているかを見てみたいと思います。『壱番屋』のこちらのホームページ「店舗に関する情報」に、店舗数に関する情報が丁寧に説明されています。

『壱番屋』は、2月9日の段階で、日本国内で1282店舗を展開しています。

最も店舗数が多いのはやはり地元の愛知県で199店。中部地区に全体の25.7%(330店舗)を出店しています。

それに対して、人口の上回る関東地区での店舗数がそれを上回っているかをみてみると、393店舗、1都3県だけで346店舗を出店しています。関東地区の店舗数の比率は30.7%と、中部地区を上回っていることが分かります。

ちなみに関西は19.4%、九州・沖縄が10.5%、中国四国が8.6%、北海道・東北が合わせて5.0%ということで、人口の集中する関東での出店を強化してきたことが分かります。マーケットの大きいところにはそれに見合った数の出店をするべきなのですが、あたり前のことのようで、それを実現するのは簡単ではなく、そのためには出店に対する考え方と組織体制の大胆な転換が必要となり、『壱番屋』はそれを現実に実践した企業であると推測できます。

『鳥貴族』がそれに続けるか、今後も追跡したいと思います。

 

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