『茶顔悦色(チャイ・エン・ユエ・セー)』とは?まだ日本ではほとんど知られていないと思われますが、2013年に湖南省長沙市に1号店を開業した中国茶のミルクティー専門店チェーンです。
ロゴには、中国の古典音楽から発想を得た中国古代の貴婦人が描かれています。2017年には中国茶とミルクを組み合わせた新型中国式ミルクティーの販売を開始しました。
注目すべき点は、その“ドミナント戦略”の徹底ぶりです。ドミナント戦略とは、特定の地域に店舗を集中させることを意味します。
このチェーンは地元の湖南省長沙市に300店舗以上を展開しており、現在は近接する湖北省、江蘇省などに出店エリアを拡大しているものの、長沙市にしか出店していない期間が長く、その希少性により“新型ミルクティー”が全国的な話題となり、『茶顔悦色』目当てで長沙市へ観光する旅客者数が増加したとのことです。
出店地域を限定し、そこでしか手に入らない状態を長引かせることで、全国的に知名度を高め、“商圏”を全国規模に広げるという方法には学ぶべきところがあるように思います。
今後の展開に注目したいと思います。