京都に行ったら楽しみたいことの一つに宇治茶があります。抹茶をベースにした商品を売りにするカフェもたくさんありますが、せっかくですので、2つの老舗の本店に行ってみました。

四条通・河原町付近の、八坂神社を背にして左側に本店があるのが、創業1860年の『宇治茶 祇園辻利』さんです。祇園本店は間口に対して奥行きのある店で、商品を買うだけでなく、そこでお茶等をいただくこともできます。京都市内ではほかに京都駅八条口店があり、計2店舗です。出張等で寄るには寄りやすい立地であると言えます。

クイズ1.祇園辻利さんは、更にもう1店が東京にあるのですが、そこはどこでしょう?

時間に余裕がある方のために、『一保堂(いっぽどう)茶舗』さんをご紹介します。京都本店は寺町通にあり、地下鉄東西線・京都市役所前で下りて、寺町通を京都御所の方へ、つまり北に向かって5~6分歩くと通りの右手にあります。(ちなみに、駅から南に向かって1分左手に“本能寺の変”で有名な本能寺があります。)

ここは物販フロアだけでなく、独立した喫茶室もありますし、外食チェーンのトレーニング室のような“教室”もあります。併設の喫茶室『嘉木』では、抹茶のたて方を店員さんに教えていただきながら、自分で抹茶をたてていただくこともできます。

一保堂茶舗さんは、全部で3店舗あり、日本国内では東京・有楽町駅付近に“東京丸の内店”があります。

クイズ2.一保堂本舗さんはなんと海外にも1店舗あります。それはどこの国でしょう?

クイズ1の答えは、東京スカイツリータウンでした。『東京スカイツリータウン ソラマチ店』が正式名称です。

クイズ2の答えは、アメリカ合衆国でした。『Ippodo Tea, New York店』が正式名称です。

祇園辻利さん、一保堂茶舗さんともに店舗数は同じ3店舗ですが、店舗網の地理的範囲には大きな差があります。が、多店舗化そのものをどうお考えになっているかについては、何かしらの共通点があるような気がします。その辺については、夏休みシーズンですので、また別の機会にしたいと思います。

個人的な話ですが、一保堂茶舗本店併設の喫茶室で抹茶をたてるが上手くいかず、物販コーナーで『はじめの一保堂』という抹茶スターターキットを購入し、練習することにしました。

続きは明日のブログで。