「急がば回れ・脱丸暗記」の宅建講座【第13講】

さすがにこのブログを書くのに自分が資格を持っていないのでは説得力がないので、登録申請に行っていましたため、すっかり講義がのびてしまいましたが、再開したいと思います。

4月以降、週一回90分ペースで大学生に対して“急がば回れ・脱丸暗記の宅建講座”を試験的に続けていますが、勉強の勘所をつかんだようで、得点力も上がっているようですので、講義を再現したいと思います。参考にしてください。

この講義では、教科書の1ページ目から順に勉強をしません。また、試験問題も1問目から順に解かないようにすすめています。そうではなく、序盤戦はなるべく少ない知識量で得点しやすい問題を選び出して、それを解けるようになることを繰り返し、まず“5点”取れるようになることを目指します。

そして、最初に学習した分野は毎年第22問前後で出題される”農地法“でした。今回は第47問です。

ここでは“広告等に関する不当景品類及び不当表示防止法の規定に関して正しいもの”を選ばせる問題が出題されます。条文数も20しかなく、法律の主旨を理解すれば選択肢の正誤判断もしやすい分野です。目的とキーワード2つを抑えましょう。

第1条(目的)この法律は、商品及び役務の取引に関連する不当な景品類及び表示による顧客の誘因を防止するため、一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為の制限及び禁止について定めることにより、一般消費者の利益を保護することを目的とする。

マンションや戸建ての家などを一般消費者に向かって広告する際に、“一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれのある行為”が書かれていたら、その選択肢は誤りということです。早く契約にこぎつけたいがために、一般消費者を煽ったり、彼らの判断を惑わしたりするような行為です。

実際よりも現物を良く見せたり、不利な情報を隠したり、根拠の乏しい情報を提供したり、過大な景品(おまけ)をつけたり・・・といったニュアンスの選択肢は誤りです。

第47問では、このような考え方をしてください。宅地建物取引業界としては、禁止されていることを、禁止されていないと誤解されることを防ぎたいのです。では、軽めに練習問題です。

<問>次の3つの行為で法律に違反しないのはどれでしょう?1.5000万円のマンションを早く売りたいがために“景品として購入者全員に新車(200万円)一台をもれなくプレゼント”というキャンペーンを実施した。2.一度居住の用に供された住宅だが、建築後まだ半年しか経っていないので新築と表示した。3.新築分譲住宅の写真を広告に掲載する際に、当該物件に近接する木々や電柱等を消去する加工を施した。4.売買契約が成立した物件の情報を、速やかにインターネット広告から削除した。

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