今年6月9日に、「たま家」というラーメンチェーンの富士森公園店(八王子市)が開店しました。「たま家・富士森公園店」に立地と物件構造の観点から迫ってみたいと思います。
店舗開発実務講座講師ブログ
カテゴリー:物件評価・売上予測
周辺のTGや動線、一等立地、競争相手(競合)の立地が把握できたら、それらと比較することにより物件の立地を評価します。店前を人が通行する必然性は高いのか、予定する営業時間のあいだに何人の人が店前を通過するのかを冷静に評価しましょう。
出店候補物件の最寄り駅に着いたら、いきなり地図を見ながら物件の場所へ向かってはいけません。物件の立地や構造を確認する前に周辺環境の把握に十分な時間をかける必要があります。実際に、企業の店舗開発担当者は、出店候補地の周辺の様子について、平日と休日の違い、1日のうちの時間帯による違いまで確認します。
実際売上が予測を上回れば問題がないという考え方だと、売上予測を低めにしておけば問題は起こらないことになります。市場ポテンシャルや競争環境から考えて、想定を上回る需要が存在した場合、店舗はキャパシティー・オーバーとなります。売上予測は低めに外した方がより深刻な問題を引き起こします。
新店の売上予測に関する質問です。① 予測売上>実際の売上/② 予測売上<実際の売上。どちらがより深刻な問題だと思いますか?
白金台のスーパーマーケットの配置から、こういった立地の評価を考え直してみるのは有意義と思われます。これまでの立地判断では集客力ある施設近くが良い立地というものが多いですが、状況によっては店前通行量が多くても意外とお客さんをキャッチできないケースもあります。
後背地とは、文字通り店舗の背後にある地域、商売で言えば商圏のことです。マルエツ、いなげや、コンビニ(セブンイレブン)の後背地には、住宅が密集していますが、プラチナ ドン・キホーテの後背地には、オフィスビルやお寺などが多いことにまず気が付きます。
今日は、冷静に白金台の商圏分析をしてみましょう。白金台駅を中心とした半径500mの範囲の地図と、同じ範囲の航空写真を見てみてください。地図と航空写真を見て、どのようなことを思いますか?
こんな店舗開発担当者の方におすすめします。自社独自の売上予測モデルを自分で作って使いこなせるようになりたい。新規出店の際の売上予測の根拠をロジカルに説明し、社内合意をスムーズに得られるようになりたい。売上不振の既存店の原因を把握し、問題をロジカルに説明できるようになりたい。