福徳社の店舗開発入門シリーズ新刊『誰も教えてくれなかった!店舗開発超入門』発売のお知らせ

弊社では本日、表記タイトルの書籍を発売いたしましたのでお知らせいたします。店舗開発とはどのような業務か、着任初日から何をすべきかなど、店舗開発実務の実際を短時間でざっくりと把握するのに最適な内容となっております。スマホで手軽に読める電子書籍で、今ならKindle Unlimited会員は無料でお読みいただけるキャンペーンも実施中です。ご購入先はこちら

『店舗開発超入門』というタイトルの通り、店舗開発の初心者向けのガイドとして執筆しました。

主にチェーン企業で店舗開発部門に配属となり業務の進め方に不安を感じておられる方のために、短時間で業務の全体像を把握していただくことを目指して書きましたが、初めて店舗を出店しようとされている起業家の方、多店舗化を考えている店舗ビジネス経営者の方、商業物件を扱っておられる不動産会社の方、店舗ビジネスを営む会社に就職や転職を考えておられる方なども、広く想定読者にしています。また、現在店舗開発に携わる部署で働いておられる方々にも、日々の基本業務の“答え合わせ”をするような感覚で読んでいただけるようなものを意図しています。

飲食業・小売業・サービス業種などでは、同じ屋号で多店舗をチェーン展開する企業がたくさんあります。そうした会社では、店舗開発という機能は必要不可欠なもので、店舗開発スキルを身につけた店舗開発担当者を必要としています。しかし、店舗開発という仕事の実のところの業務内容はほとんど知られておらず、勉強しようにも、何を読めばいいのかも、どこに行ったらいいのかも分からないのが現状です。店舗開発は、大変重要な仕事であるのに、まだ世の中で正しく理解・認識されていない業務であるのが現状と言ってよいと思います。

こうした問題意識のもと、私たち福徳社のメンバーは、外食チェーン企業で店舗開発に関わる意思決定支援や出店戦略、市場計画の立案等を行う実務経験を積んだ上で独立し、その後調査・研究、飲食・物販・サービス業の出店に関する意思決定支援活動等を通じて、店舗開発・出店戦略に関する必要知識や思考ツール等の体系化に努めてきました。また、延べ 500 名以上の店舗開発に関わる実務家の方々と研修・セミナーを通じてお会いし、情報共有する中で、様々な業種、また同じ業種でも様々なケースの店舗開発を横断的な視点から俯瞰して把握することに努めてきました。本書はそのような知見から執筆いたしました。

目次

序章 店舗開発という仕事とは
 はじめに
 多店舗化する企業にとって成長のカギを握る活動
 店舗開発に対する“誤解”
 店舗開発に理論武装が求められる理由
 今後の店舗開発はさらに精度の向上が求められる
 店舗開発のスキルを身につければ活躍の場が広がる

第1章 店舗開発で“よく生じる問題”と対策3選
 1、甘い見通しや勢いでの出店で不採算となる
 2、経営目標と混同され、出店戦略の構築が進まない
 3、多店舗化が思うように進まない

第2章 店舗開発の業務フローとその“難所”攻略法
 標準的な業務フローの全体像
 難所1 物件情報の収集
     ・ 既存店分析の方法
 難所2 売上予測
 難所3 社内承認

第3章 店舗開発に必要な知識・能力と身につける方法
 1、地理
     ・ 物件や既存店の商圏・動線の把握方法
 2、物件評価
     ・ 現地調査の方法
 3、戦略構築
     ・ 目標店舗数の定め方
 4、統計

おわりに
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