- 2019.09.25
- 街おこし,
観光客が来ない、来てもお金が落ちない観光地の共通点3|地元の人が買っているものは?
観光客を呼び込み経済的にも恩恵を得るためには、言い換えれば“お金を落としてもらう”には、宿泊しても行きたいという理由を作る必要があるように思うのですが、その際に注目すべきものは、“地元の人も使い続けているもの”のように思います。
観光客を呼び込み経済的にも恩恵を得るためには、言い換えれば“お金を落としてもらう”には、宿泊しても行きたいという理由を作る必要があるように思うのですが、その際に注目すべきものは、“地元の人も使い続けているもの”のように思います。
観光名所は充実しているものの、宿泊する動機がほとんどないという印象を持たれている街は、米沢、奈良に限らず多いように思われます。観光客を呼び込みお金を落としてもらうには、宿泊しても行きたいという切っ掛け、理由を作る必要があるように思います。
昨今地域おこし・街おこしのために全国的に様々な施策が行われています。新たな観光名所の新設や既存の観光名所の充実、ご当地キャラやアイテムの開発などを通じた観光客の誘致活動が各地で行われています。こうした動きは今に始まったことではないように思います。
人口が激減したかつての50万人都市で、力は劣ったとはいえ集客力を維持するゾーンは?人口減少エリアの戦略を考える上で有意義なので店舗開発担当の方はぜひ呉の街を歩いてみてください。呉市はゆるキャラなどで観光客誘致に力を入れていますが、企業人向けツアーを誘致してみるのはどうでしょうか。
百貨店や駅ビル、SCのイベントスペースなどでよく開催されている催事 (ポップアップストア) はなかなか奥深いもので、知名度がないブランドでも銀座のど真ん中に出店することも夢ではありません。PR、市場調査、卸売先開拓や常設店出店への布石、EC立ち上げなど多様な機能を持たせることができます。