店舗開発シニア担当が問われる問題【5】市場規模算出根拠の数字を探す方法
市場規模を計算してみよう(続き):人口以外の数字をどうやって探すか? 前回は、市場規模には3つのレベルがあり、下記の公式で求まることをお話ししました。 人口×利用者比率(%)×利用回数(回)×一回当た […]
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今回はRFM分析についてお話しします。 RFM分析とは、顧客差別化の視点で顧客を評価するもので、自社の優良顧客をリーセンシー(Recency)、フリークエンシー(Frequency)、マネタリー(Mo […]
昨日の質問を再掲します。 Q1.開業前から話題性があり、一度行って見たが、その後は一度も行っていない。 Q2.一度行ってみてから、その後に何回か行き、最近も利用した。 テナントとして入居するとした場合 […]
テナント企業が知るべき「消費者の商業施設利用実態」とは? 消費者の商業施設利用実態というと、ある特定の施設を利用する人や定着した人の特徴などを調査するものが考えられがちです。 しかし、そうしたタイプの […]
テナント企業が出店して安全な商業施設とは? ないことを祈りたいですが、皆さんの会社で、新規に開発される商業施設にテナントとしてめでたく出店できたのは良いものの、ディベロッパーによる施設全体の想定年商を […]
無料で入手できる二次データ活用のススメです。「通行量調査」は歩行者の通行量に関するデータですが、郊外型の店舗の場合は、人ではなく車両の交通量が重要になります。そんな時に、インターネットで検索すべき用語は何でしょう?交通センサスです。
タダでできる市場調査“デスクリサーチ編”を始めます。事務所や自宅等の机の上でできる調査です。最近はスマホで通勤途中にもできます。動線の強さを示す数字に、その地点をどのくらいの人が通過しているかを示す「通行量データ」があります。
土地勘の無い街で土地勘をつけるには、とにかく街を歩き回ることです。どのように?私はかつて、ある都市を理解するために、ノートを片手に万歩計をつけて歩いていました。都市の規模にもよりますが最低でも5時間、歩数は最低でも2万歩、3回転と決めていました。
土地勘のない地域の土地勘をつけるために皆さんはどのようなことをなさっていますか?私は、時間を作って各駅停車にも意識して乗るようにしています。乗客の大半は地元の人たちです。彼らの話していること、読んでいるもの、食べているもの、買ったものなど、怪しまれない範囲で観察しましょう。
その地域の人々の「所得水準」を知る方法があります。衣料品と食料品を扱っているスーパーマーケットに行き、「2つの商品」の価格を確認することで所得水準が分かるのだそうです。「2つの商品」とは何だと思いますか?答えは、標準的な白ワイシャツと牛肉だそうです。
郊外のショッピングセンターなどの商業施設に車で行くと、駐車場の車のナンバープレートについ目が行ってしまいます。確認するのは練馬などの運輸局の支局を示す地名です。それを確認することで、そのショッピングセンターの商圏を想像することができます。
喫茶店やレストランに行くと、私は必ずレジの近くに座り、来客があると来店客数を正の字でメモします。注文するものや支払金額を聞き耳立てて、同じくメモします。そして、競合店は13:00-14:00の1時間当たり、来店客数22人で客単価は450円、時間売上9,900円などと計算します。
「キャッチ率」とは、店舗の前を通行する人や車の総数に占める入店者数の割合を意味します。公表されているデータはありません。原始的に数えるだけです。カウンターを二つ用意し、利き手は通行量、反対の手は入店者数を数えてください。
「行き先」の反意語は何でしょう?「来し方」だそうです。読み方は「きしかた」「こしかた」。それが店舗と何の関係があるの?ですが、では商圏とは何ですか?店舗の商圏を詳しく調べたいときは、お客様に来し方を尋ねて地図上にプロットしてみてください。