YouTube「店舗開発という仕事チャンネル by 福徳社」では、店舗開発用語をわかりやすく解説する動画を配信開始しました。

店舗開発実務でよく使用されるものの、よくよく考えてみると正確な意味が分かりづらいような用語、理解があいまいな言葉をピックアップし、実務に役立つポイントや重要な注意点も含めて、各回15分前後で解説する動画を配信していきます。普段のセミナーであまりご説明に時間をかけられずにいた部分でもあり、時代に合わせた修正も一部含めながらご説明しています。

まずは、ご質問をいただくことも多い「商圏とは」「キャッチ率とは」「動線とは」「カニバリとは」をとりあげて解説してみました。今後も、様々な店舗開発実務における重要ワードを選んで投稿を続けたいと思いますので、お役に立ちそうでしたら、ぜひチャンネル登録をよろしくお願いいたします。

アフターコロナを見据えてか、一部の企業では店舗開発活動が再び活発になりつつあるようです。ベテランの方にも新人の方にも、将来に備えた業務での、理論武装のお役に立つようですと幸いです。

商圏とは

「商圏」とは何か?商圏調査・商圏分析の方法は?【店舗開発用語解説】

「商圏」とは何か、定義は?商圏調査・商圏分析の方法や注意事項は?商圏はなぜ把握する必要があるのか?実務に即して簡潔にご説明します。

【目次】

  • 00:00 本日の講義内容
  • 00:31 商圏とは何か?(定義)
  • 01:06 “行き先”の反対語は何か?→その場所の集まりが商圏
  • 02:36 “直前に”の意味~商圏の調べ方と、商圏調査の注意事項~
  • 05:45 商圏を把握する際に注意すべきこと
  • 08:57 既存店の商圏を知らないことによる主な弊害
  • 11:49 商圏を調べる際に、いきなり顧客に尋ねるのは難しい場合は、どうすればよいか?

キャッチ率とは

キャッチ率とは何か?調査方法は?【店舗開発用語解説】

「キャッチ率」とは何か?キャッチ率の求め方や、求めた数字で簡易な売上予測をする方法は?注意すべき点は?実務に即して簡潔にご説明します。

【目次】

  • 00:00 本日の内容
  • 00:35「キャッチ率」そもそも何なのか?キャッチ率を求める計算式
  • 01:37 キャッチ率の使い方
  • 03:41 キャッチ率の調べ方・求め方(概論)
  • 05:54 キャッチ率の調べ方・求め方(実践)
  • 09:54 注意すべきこと
  • 12:10 注意:キャッチ率だけで売上予測を行わないこと

動線とは

動線」とは何か?定義・分類と分析方法【店舗開発用語解説】

「動線」とは何か、定義やその種類、分析方法は?動線を読めるようになるために日頃から心がけるべきことは?実務に即して簡潔にご説明します。

  • 00:00 動線は日常業務で必ずチェックすることの一つ、ですが…(本日の内容)
  • 00:58 動線の定義
  • 02:34 動線の種類~「量」と「質」によるグループ分け~
  • 07:35 店舗開発担当者が習慣化すべきこと~土地勘をつけるために~
  • 07:56 1.街の地図を見る
  • 09:17 2.現地では、その街の動線と動線のタイプを確認する

カニバリとは

「カニバリ(カニバリゼーション)」とは何か?どんな場合に起こる/起こらない?【店舗開発用語解説】

「カニバリ」(カニバリゼーション、自社競合)とは何か?どんな場合に起こるのか、または起こらないのか?実務に即して簡潔にご説明します。

  • 00:00 カニバリって?…店舗開発担当にとっては、嫌な言葉ですよね。(本日のお話の内容)
  • 01:11 カニバリ(カニバリゼーション)とは?(定義)
  • 02:32 カニバリとは?の補足:カニバリとは「カニバリゼーション(共食い)」の略語。実際に発生したかどうかを示すのは難しい。出店戦略では、意図的に発生させることもある。
  • 03:27 カニバリはどんな時に発生するか?
  • 05:07 至近距離に新店を出店しても、カニバリが起こりにくい場合とは?
  • 06:21 カニバリが起こりにくい場合の特徴
  • 09:05 なかなかカニバリは起こりにくい→カニバリを決める3要素とは?

講師プロフィール

▷ 講師 加藤 拓(かとう たく)  専門分野:チェーン店出店戦略、店舗開発、売上予測。市場調査会社にて、日本マクドナルド社GISシステム構築・マクドナルド売上予測モデル構築に携わった後、スターバックス コーヒー ジャパン社店舗開発本部・経営企画室にて、出店戦略立案、物件判断、新規物件の売上予測、既存店舗の売上分析等の店舗開発実務を10年間にわたり担当。(株)福徳社設立後は、多数飲食・小売・サービス業種チェーン企業の店舗開発部門のコンサルタント・社内研修講師として活動中。
3大学の専任講師・非常勤講師を現任(研究分野:出店戦略、サービス・マーケティング、消費者行動の計量分析、マーケティングと企業成果の関連)。
博士(学術)。慶應義塾大学商学部卒、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、コペンハーゲンビジネススクール留学、慶應義塾大学大学院商学研究科後期博士課程単位取得退学。宅地建物取引士(登録番号 東京 第242957号)。詳細プロフィール