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増加する葬祭サービスや家族葬ホールの出店に思うこと|ロードサイド現調記

以前に、富士森公園前にあったラーメン屋の『たま家』の跡地が葬祭サービスになった、ということをお伝えしました。その続きを書いていませんでしたので続きです。最近、あるお仕事の関係で、ロードサイドを車で巡回することが多くなりました。

その際に、(まだ詳しく調べられてはおりませんし、特定の地域だけなのかもしれませんが、)葬祭サービス、家族葬ホールの“出店”が増えているように感じられます。現在建築中のものも含めて、ある一角に3件の葬祭サービスの会場が集中する地域もあります。

なかなか借り手がつかない区画があり、そこへ、今後のある時期に集中する需要を見越しての出店が増えている結果なのでしょうが、運転しながら家族葬の施設を何件も目にすると、晴天の日であったとしても何とも暗い気分になります。

人間の死を扱う葬祭サービスの前に、この高齢化・長寿社会で“健康を維持・充実させるような店舗”、“周囲に明るさを与えるような店舗”が、もっと街に増えないものかと切実に思います。

葬祭サービスの市場規模は 1兆8345億円(2019年市場規模予測)とのことですが、葬儀に関する需要は、人口動態を背景に増加傾向で推移しており、ピークと見られる2040年には、現在の約1.2倍の水準まで拡大し、その後も減少傾向ながら現在を上回る水準で推移すると予想されているそうです。一方、葬祭規模の縮小等により葬儀単価は低下傾向で推移しているそうです(以上、矢野経済研究所「フューネラルビジネスの実態と将来展望 2019年版」より)。家族葬など自宅近隣でのシンプルなお見送りが選ばれる傾向は続くと思いますので、今後も“出店”数は増えるのでしょう。

そんな中、駅に近づいてきて、ビルインのカーブスさんの店舗が目に入ると、このエリアなら、ビルインよりもロードサイド立地は考えないのかな?と、とある“一株主”は考えてしまうのでした。

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