日本におけるドミナント戦略について考える

昨日の続きで、ドミナント戦略に関する個人的な思い出話です。1999年当時の話です。

私は株式会社マーケティングセンターというマーケティング・リサーチ会社で営業企画の仕事をしていました。

以下は、ある日、クライアントの日本マクドナルド株式会社の方から伺った話です。

当時の日本マクドナルドは、今と異なり、外食業界の最強企業でした。高速出店の真っ最中で、日本中の飲食店を全てマクドナルドにすることができるかどうかということから考えていました。

個々の店舗の顧客サーベイを定期的に実施し、顧客の個々の店舗の利用頻度も追跡していました。

しかし、その方曰く「普通の日本人に毎日ハンバーガーを食べさせることは難しく、利用頻度では〇〇〇には勝てない。」とのことでした。

さて、いきなりクイズですみませんが、○○〇に入るのは何でしょう?

ヒントは、日本人が毎日通おうと思えば通える飲食店です。

同じマクドナルドの店舗で毎日昼食をとるのは普通の日本人には無理ですよね?しかし同じ〇〇〇なら行こうと思えば行けるのです。

吉野家?違います。漢字三文字です。

答えは明日のブログで。