出店の実務に携わっていると、「この判断は、本当に合っているのだろうか」と立ち止まることがあります。
教科書を探しても、そのまま使える答えが見つからない。自分の経験を振り返っても、目の前の会社や地域に当てはめてよいか、確信が持てない。
そうした問いに向き合うため、福徳社では、コンサルティング業務の一環として研究に取り組んでいます。
動画シリーズ「店舗開発と研究」の第2回では、加藤拓が、その理由と姿勢をお話しします。
▶ 約2分の動画を見る:https://youtu.be/PZFVdubhknQ
自分の経験だけで、答えられるだろうか
加藤は、店舗数の目標を達成した会社での経験も、達成しなかった会社を支援した経験も持っています。
それでも、数社で経験したことだけで、多店舗化に関する問いに十分に答えられるかというと、限界があると話します。
ある会社でうまくいった方法は、別の会社でも通用するのか。地域や成長段階が変わっても、同じ判断ができるのか。
経験は、こうした問いを見つける大切な出発点です。そのうえで、ほかの事例を調べ、自分が経験したこととの共通点や違いを確かめていきます。
事例を比べ、判断に役立つ情報をつくる
研究では、うまくいった事例と、いかなかった事例を比較します。
企業の成長過程に応じて、何を避けるべきだったのか。何を、どのように切り替える必要があったのか。そうした点を具体的に考えることで、次の判断に使える情報をつくっていきます。
多店舗化を進める経営者・事業責任者や、M&A後の成長計画を担う方にとっても、「その事例は、自社のどの条件と重なるのか」という確認は欠かせません。
福徳社は、実務で生まれた問いを調べ、自分たちの知見や道具を磨きながら、出店戦略への助言につなげていきたいと考えています。
研究は、誰でもできる
動画の最後に、加藤は「研究は、誰でもできる。誰でもやる権利がある」と話しています。
仕事の中で気になったことを調べる。自分の経験とは異なる事例を探す。なぜ違うのかを考える。
その積み重ねは、日々の判断を見直す機会にもなります。「いつか調べたい」と思っている問いがあれば、そこから始めてみてはいかがでしょうか。
「店舗開発と研究」シリーズでは、こうした実務の問いと、福徳社の研究への取り組みを紹介していきます。
前回の記事:多店舗化の計画に、店舗数以外の「準備」は書かれていますか?
福徳社では、出店戦略・多店舗化のコンサルティングと実務支援を行っています。新たなエリアへの進出や、M&A後の店舗網拡大などのご相談は、福徳社Webサイトのお問い合わせ窓口からお寄せください。