街の土地勘をつけるための、その街での過ごし方

多くの街の土地勘を持つことは店舗開発の業務では必要不可欠ですが、その際に、街のどこに何があるかを知るだけでは不十分です。人通りが多いのはどこか、人が集まる場所はどこか、それは時間帯ごとにどう変化するか、どのような店舗がどこに出店しているか、といったことを記憶に刻み込み、一度記憶した状況を、なるべく最新に近い状況にバージョンアップしておくことが理想です。

かといって、地元の街のように毎日行くこともできない・・・

そこで、半日から一日でその街の土地勘をつけるための、その街での“過ごし方”を1つご紹介します。

その際にはノートをお忘れなく。ただし、同じノートはノートでも、ノートパソコンではなく、“手書きのノート”です。

手書きであることがポイントです。

街の地図をノートに手でかくことで、街の様子が流れるように、立体的に頭に入ります。流れるように街を理解することは、物件説明の際にその街の情況を説明するうえで大変有効です。ノートにかいたことが増えることで知識が増えたという実感を得たり、ノートを1冊かききることで達成感のようなものを感じたりすることもできます。

スマホの時代にそんなの古い、と思われるかもしれませんが、一度お試しください。

詳しくはYouTube「店舗開発という仕事チャンネル」にてお話させていただきましたので、ぜひご覧ください。今回は、大きめの中心市街地で1日を過ごす場合を、駅を起点とした街の歩き方、専用ノートの活用方法などを詳しくご紹介しています。

店舗開発の勉強方法【各論】地理編(効率的な土地勘のつけ方)~街の歩き方・専用ノートの作り方~

講師自身が考え、実践している、店舗開発者が実践すべきと考える勉強法を具体的にお話します。今回は各論編の最初として、駅を起点とした中心市街地を例として、土地勘をつけるための「地理」の習得法を共有させていただきました。店舗開発の勉強の「全体像」については、「店舗開発の勉強方法は?①求められるスキルの全体像」をご覧ください。