店舗経営者の「出店環境に関する勘違い」【2】顧客の行動に起こる変化

店舗の環境に関する“勘違い”

昨日の続きです。店舗の経営者がしがちな勘違いの一つに「開業後も店舗周辺の環境は変わらない」というものがあげられます。
「環境」には、顧客に関するものと競争相手に関するものがあります。
これらは、時間と共に変わるものであり、こうした変化を想定しておく必要があるのです。

1.お客さんはこれからもずっと来続けてくれる

2.商品力だけで客は増やせる

3.競争相手がいないから安心

一つでも当てはまるものがあったらご用心ください。

「環境変化」その② 顧客の行動の変化

今、利用していただいているお客様がいつまでも利用し続けるかというと、その保証はありません。

彼らの生活環境が変われば行動も変わるでしょう。

例えば、転居、卒業、結婚、退職など個人的な生活環境の変化があって、店舗周辺に来る理由がなくなれば、彼らは利用を止めるでしょう。

例えば、お客様の大半が近所にある企業の退職間際の社員である場合、彼らが退職した途端に売上が急落することは容易に想像できます。

現時点での客層を、来店客調査を通じて詳細に把握し、将来を予測して準備をしておく必要があるのです。

店舗の立地の利便性が低下することもあり得ます。最寄り駅の反対側に新しい改札口ができた、新たな商業施設が開発された、区画整理があり道路状況が変わった、などの外的な理由で、人の通行の流れは簡単に変化するものです。

このような地域の将来計画に関する情報には敏感になっておく必要があり、場合によっては店舗の移転等も視野に入れた準備が必要になる場合もあるでしょう。

店舗の利便性は、自分の店舗に落ち度がなくても環境変化によって低下することがあり得ます。その場合でも、やはり“わざわざ”来店を期待することは危険であると考えておくべきでしょう。

次は競合環境の変化の話です。続きは明日のブログで。