出店戦略論【4】目標店舗数の意味(2)自社ブランドの位置づけと総店舗数

目標総店舗数の決まり方

前回のクイズです。

①「高島屋」、「松屋」、「三越伊勢丹ホールディングス」を日本国内の店舗数(2015年2月時点)の多い順に並べてください。それぞれの店舗数はいくつかも考えてみてください。

②「ティファニー(TIFFANY&Co.)」の日本国内の店舗数はいくつでしょう?

答えはこちらです。〔 〕は店舗数です。

①三越伊勢丹ホールディングス〔32〕、高島屋〔19〕、松屋〔4〕

②ティファニー(TIFFANY&Co.)の日本国内の店舗数は〔57〕(2015年7月現在)

ハイエンドな顧客を集客し続け、高級イメージを維持する場合の総店舗数の参考値として、記憶しておくのも良いかもしれません。

因みに郊外型の大型店舗の例として、イオンモールの日本国内の店舗数は〔149〕(2015年2月時点)です。

ここまでは個々の店舗が大型であったり、希少性が重視されたりするリテーラーについての話でしたが、逆に、日常的なブランドで一店舗当たりの面積が小さく、希少性ではなく利便性が求められるようなリテーラーは、一店舗当たりの商圏が狭いため、市場をカバーするためには相対的に多くの店舗数が必要となります。

実際にはこのような企業の方が多く、コンビニエンスストア、ドラッグストア、外食チェーンなど、数百から数千店舗を展開する企業の例を挙げればきりがありません。

「特別な存在」と「日常的な存在」、「ハレの日用」と「ケの日用」、「ハイエンド」と「ローエンド」といった言葉を両端に置き、線で結んでください。そして、その線上のどこに自社のブランドを位置づけるかによって、総店舗数は決まります。

続きは明日のブログで。

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