全国チェーンが戦いにくいマーケット【4】東京と鳥取の「輸送機関分担率」の違い

鳥取県と東京都の「輸送機関分担率」の違いを見てみよう

前回、鳥取県は駅が日常的でないマーケットであることをお話ししました。

それを受けて今回は、「マーケットによって駅の日常的である度合がどのくらい異なるか」を説明するのに便利な統計数値をご紹介します。

「旅客輸送における輸送機関分担率」というものをご存知ですか?

「交通機関別旅客輸送分担率」とも呼ばれているようです。つまり、人を運ぶための旅客輸送量の総数の輸送機関(バス・自家用車・航空機・鉄道・船)ごとの割合を示したもので、国土交通省が公表している数字です。

国土交通省ウェブサイトによると、平成19年度の日本全国の全輸送機関の総旅客輸送量は、約897億人であり、輸送機関別の輸送量は、自動車が約669億人、鉄道が約227億人、航空が9千5百万人、旅客船が約7千9百万人となっています。ここから算出される輸送機関別の分担率は、自動車74.6%、鉄道25.2%(うちJR 9.8%、民鉄15.4%)、航空0.1%、旅客船0.1%です。

都道府県別ブレイクダウンも公表されています。

それによると、東京都の都内移動における電車の輸送機関分担率は何%だと思いますか?69.0%です。一方で、自動車は30.9%(バスやタクシーも含みます)となっています。

つまり東京都では、都内移動のトラフィックの7割が電車で動いているということです。

では、鳥取県の県内移動における電車の輸送機関分担率は何%でしょう?

続きは明日のブログで。