全国チェーンが戦いにくいマーケット【2】都市部と郊外での「駅」の意味

「駅」の意味を考える

昨日の続きです。スターバックスの鳥取一号店は地図で確認する限り、鳥取駅付近なので、今日は「駅」の意味を考えてみたいと思います。

全国チェーンはなぜ駅ナカや駅付近に出店したがるのか?

それは、老若男女を問わず不特定多数の人々を集める力があるためです。店舗単独で集客するのは難しいため、集客力を外部の施設に依存しているのです。

こうした施設は駅以外にもありますが、今回は「駅」に着目します。

商売する上で安全な駅とは、どのような駅でしょうか?

最も良い駅は、繰り返しになりますが、老若男女を問わず不特定多数の人々が利用する駅です。複数の路線が乗り入れている、乗降客数の多いターミナル駅が当てはまります。勤め人、買い物客、学生、旅行者、乗換客などが長時間にわたり通過する駅です。

住宅街やオフィス街の駅は、周辺住民や周辺のオフィスに勤務する人に利用客が固定され、朝方と夕方に乗降客が集中しがちです。仮に複数の路線が乗り入れていたとしても、多くの乗客はその駅を乗換のためだけに通過するのみです。

ここまでの話は、通勤・通学・買い物等の移動手段が鉄道が中心の、いわば都市部に当てはまる話です。「自家用車が無くても生活できる人々」中心に形成されるマーケットで言えることです。

都市部を中心に出店している全国チェーンは、都市部の感覚で都市部以外のマーケットへの出店計画を考えがちです。そこでも駅や駅周辺を出店候補地の一つとして、時には、そのマーケットでの一号店の候補地として考えます。

しかし「自家用車が無くては生活できない人々中心に形成されるマーケット」にその感覚は当てはまるのでしょうか?

続きは明日のブログで。