西松屋1000店舗突破記念:西松屋とシマムラの店舗網健康診断②

忙しさにかまけて時間があきましたが前回の続きです。

人口に対して出店しすぎている、逆に、出店数が足りていないのはどの都道府県か?

全国展開する企業の場合、意識して出店しないと歪(いびつ)な店舗網になってしまうものです。

この問いに答えるためには都道府県間で比較可能な数字に店舗数を加工する必要があります。

その数字は“(人口)10万人あたりの店舗数”です。

都道府県ごとの店舗数に10万をかけて、その値を同じ都道府県の人口で割ると求まります。

西松屋の10万人あたりの店舗数は、全国レベルで0.8です。

この数字そのものに意味があるのではなく、この値の高低を見ることで、人口に対して出店しすぎている、逆に、出店数が足りていないのは・・・という問いに答えるための指標です。店舗数が多いと上がり、人口が多いと下がる数字です。この数字が高ければ高いほど、その企業は住民の間により普及していると考えられます。

さて、この数字が最大値1.3の都道府県はどこでしょう?

ちなみに東京都は人口が非常に多いため最下位の0.45です。人口が多いとなると大阪府、京都府もこの値は低いです。ですからこの問いは、この数字が最大値1.3の道県はどこでしょう?となります。しかし、ここで答えが北海道だったら、この問いは問いにしづらいです。

よって、本日のクイズです。

10万人あたり店舗数が最大1.3の西松屋さんが最も普及しているのは何県でしょう?

続きは次回のブログで。