超大型連休の隙間時間の過ごし方【4】イタリアでバールが成り立つ条件を考える~“小商圏化対応”とは~

一昨日の渋谷駅周辺のケーキの話の続きです。

ホールケーキが切り分けられて行くとは、今回は渋谷の例でしたが、ある地域が閉鎖された、小さい商圏に分割されていくことを意味します。

それに対して、出店する企業には当然のことながら“小商圏化に対応する力”が求められます。小商圏化とはケーキのように甘いものではなく、館内人口数百人などの閉鎖商圏でどう稼ぐかという話です。

そんなことを考えていたところ、先日、ラジオ(確かNHK)を聴いていたら、“イタリアには約6000万人の人口に対して約15万件のバールがある”という話が流れていました。賃料が安いから成り立つのかと思いきや、イタリアのバールは賃料も高く、月80万円云々のところもあるとのことでした。

とっさに“60,000,000÷150,000=”と電卓を打つと“400人に1店”ということが分かりました。

400人を日本の世帯人員平均2.39で割ると約335世帯に一件ということです。1フロアに10世帯が住む20階建てのマンション2棟でその世帯数は優に超える数字です。

イタリアは南北に細長く、火山も多く、平野が国土の20%程度(http://atlas.cdx.jp/nations/europe/italy.htm)など、地理に関して日本と共通する特徴を持つ国のようで、賃料が高いことも共通していると仮定して、400人に一件が成り立つ意味やバールの条件などを考えてみたいと思います。

賃料を月80万円、賃料比率を(計算を簡単にするため)16%とすると、必要な月商は500万円です。これを単純に400人で割ると一人当たり月12,500円です。月に2回か3回飲みに行くくらいの金額です。

続きは明日のブログで。