先日の午後、品川で2つの仕事が終わったあとのこと。駅でお茶でも飲んで一息つこうと思い、『ブルーボトルコーヒー』(通路から見上げると、どこかのコーヒーショップを真似たとすぐ分かる外観で、横に水色のボトルのロゴが目に入る店です)を使ってみようと、『アトレ品川』の3階へエスカレーターで登りました。

『ブルーボトルコーヒー』のある『アトレ品川』の3階は『FOOD&TIME ISETAN(フードアンドタイム 伊勢丹)』という商業施設になっており、ウェブサイトによると、“「発信型ライフスタイルストア」を目指し、高感度なお客さまに、食に関する専門性と、食から広がるライフスタイルをご提案いたします”、とあります。

飲食テナントの間を縫うようにしてイートインの座席が設けられているのですが、さすがはターミナル駅のおやつ時で、席はほとんど塞がれており、空席を見つけることは極めて困難、かつ、席が空く気配もなかったため、そこでお茶でも飲んで一息つくことは早々に諦めました。

やはり品川駅の規模の駅ビルは繁盛していますね!…という結論ではここに書く意味はなく、続きです。

ただでは帰れないということで場内を歩いて観察すると、座席を埋めているのは、履歴書を書く就活生や移動時間の調整をする観光客(外国人含む)や、パソコン・Wi-Fiを使って仕事をするビジネスパーソンがほとんどでした。その一方で、『ブルーボトルコーヒー』をはじめ気合を入れて導入したと思われる飲食テナントが出店してはいるのですが、そこに座っている人を観察して強く感じたことは、“それらを心から飲みたかった・食べたかったと思いながらそこに座っている人がどれだけいるのだろう?”“そこで何を食べたか・飲んだかをその晩に瞬時に言える人がどれだけいるのだろう?”更には、“実は予算内の金額で食べられれば・飲めれば、余程のことがない限り何でも良かったのではないだろうか?”あるいは、“まずは座って作業ができればよく、テナントに対する期待などほとんど何も無かったのではないだろうか?”といったことでした。

Guzman y Gomez』のブリトーが数出ているようには見えませんでしたし、(机の上の様子から)そこでは何も買っていないように見えた客もチラホラ(ああ失礼、同フロアの『QUEEN’S ISETAN』でペットボトルの水は買ったのかもしれません)。宣伝文句にある“高感度”の人はどこにいるんだろう?そんなことを思いながら、元いたエスカレーター脇に戻って来ました。

振り向けば、そこには誰も並んでいないブルーボトルコーヒーが。しかし注文せずに終わりました。行列用のテンサバリアーが置かれた無駄に広い空きスペースに少しでも座る場所があれば、即コーヒーを注文したはずでしたが、残念!

bluebottle_coffee_atre_shinagawa

何かが噛み合っていない違和感を感じつつ、なぜか足早に品川駅を去ったある昼下がりでした。この違和感は何なのか?については、次回のブログで。

 

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