残念な出店【その1】の続きです。

立川駅の改札口は駅ビルの2階にあたるフロアにあり、そこから通行人はペデストリアンデッキを通って、伊勢丹や多摩モノレールの駅方面との間をスムーズに行き来することができます。そこは、通行の確実性が高い、非常に強力な動線が形成されています。

しかしその陰で、ペデストリアンデッキにより視界を遮られ、存在感を失ってしまったのがルミネ立川店の1階と、地下1階部分です。上空(2階)を通過する大勢の通行人をいかにして1階、地下1階に引き込むかが大問題となっていることでしょう。

通常、駅ビルの1階、地下1階には主に食品、ギフト等を取り扱う店舗が軒を連ねるはずですが、現状はどうなっているのでしょう?(ご参考まで、ルミネ立川店のフロアガイドはこちらです。)

フライング タイガー コペンハーゲン・ルミネ立川ストアは、ルミネ立川店1階のフロアの中でも、利用客の目線で言えば“最も行きづらい場所”と言っても良い、奥まった区画にあり、左右は食べ物屋さんに挟まれています。

フライングタイガーコペンハーゲン立川ルミネ店

同フロアには、フライング タイガー コペンハーゲン以外にも生活雑貨を扱う店舗が複数あります。話題性のあるテナントの力で顧客の誘導を図ろうという、テナントを誘致する商業施設側の意図が透けて見えてしまいます。

「こんにちは、立川」を意味する文句(写真)が痛々しく感じられ、梅雨真最中のうっとうしい天候も手伝い、何とも言えない寂寥感に苛まれながら帰路につきました。

フライングタイガーコペンハーゲン立川壁画

(つづく)

【予告】明日からのこのブログでは、このような「動線」について、立地判断に際しどのように観察すればよいのか、について解説していきたいと思います。演習問題もつけますので、ぜひチャレンジしてみてください。続きは、動線とは何か?【その1】「動線」の定義で。

 

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