『フラグシップストア』とは?~バイロンベイコーヒー訪店記~

バイロンベイコーヒー原宿店訪店記

6月上旬・平日11:00。オーストラリア・バイロンベイのオーガニック・コーヒー・ファームが運営するバイロンベイコーヒー(Byron Bay Coffee Company)の日本での実店舗1号店である、バイロンベイコーヒー原宿店に行ってきました。

不勉強でお恥ずかしい話ですが、バイロンベイコーヒーのことは、最近オーストラリア人の友人に教わって初めて知りました。皆さんはご存知でしたか?

Byron Bay Coffee Co. JapanのWebサイトを見ると、「2015.4.3 いよいよ明日はByron Bay Coffee Co. Japanの旗艦店となる原宿店がオープンします!」となっていますので、グランドオープンは2015年4月4日(土)開業だったようです。その頃カフェチェーンといえば、ブルーボトルコーヒー日本上陸の熱いPR露出が続いていた時期ですが、こちらはあまり話題にならなかったように思います。

以前の記事「外資系リテーラーが日本に参入し、成功するために必要なことは?」にも書きましたが、海外新ブランド日本上陸において、日本参入「前」のPR活動により話題性を高めておくことはとても重要です。話題作りは1号店が開いてしまってからでは遅いのです。

…という視点から上記Webサイトをチェックしたところ、1号店オープンのプレスリリースは商業施設からしか出ていないようです(違ったらすみません)。「オーストラリアのサードウェーブ」といった切り口で、Byron Bay Coffee社独自のPR展開をもっとしておけば、もう少し認知度が上がっていたのではないかと悔やまれます。

さて、そんなバイロンベイコーヒー1号店に、グランドオープンから2か月後というタイミングで行ってみました。

場所は、SIX HARAJUKU TARRACE(シックスハラジュクテラス)1階奥の右手にあります。ハラジュクテラスといっても最寄駅は地下鉄・明治神宮前駅。視認性に難があり、駅の真上の神宮前交差点から視認することは不可能。表参道から200メートルほど入った一角にあります。地下鉄・明治神宮前駅・4番出口から徒歩5分とのことですが、余裕を持って行かれることをお勧めします。

バイロンベイコーヒー原宿店外観

平日の午前中のためか店舗周辺は閑散としており、客数はゼロ。

バイロンベイコーヒー店内

店員のお姉さんが一人で店番をしていたので、「開いてますか?」と聞くと、笑顔で応対してくれました。

気さくに話してくれるお姉さんだったので「売れてますか?」と聞くと「売れてません・・・言っちゃいけないのかもしれませんが・・・」とのことでした。

カウンター席2つとテラス席があり、雰囲気は悪くなかったのですが、曇り空で雨も心配になり、コーヒーのほかに勧められたコーヒー豆(NERO ESPESSO:2400円)を買って店を出ました。

Flag ship store(フラグシップストア)とは?

バイロンベイコーヒーでもらったブローシュアには”our flag ship shop”と書かれていました。

weblio辞書によれば、Flag Ship Store(フラグシップストア)とは、

「旗艦店のこと。高級ブランドに代表される複数の支店を持つ専門店が、企業を代表する店舗として、自社のコンセプトや提案を十分なスペースに、最も適切と考えられるVMDで提供する店をいう。従来からある本店に近い。多店舗展開をしているグループ店の中でもとりわけ力を注ぎ、ブランドの浸透を図るための店」

とのことです。

また、「Strategic Retail Management」という本には、フラグシップストアとは、

NikeやAppleのような製造業者が大都市の一等地に高品質のプレゼンスを確保して、単に利益をあげるだけでなく、ブランドイメージを構築する目的で運営される店舗

という説明もありました。

「旗艦店」や「フラグシップストア」という言葉は、あまりきちんと定義されていないがよく実務で使われる言葉の一つのように思います。引き続き考えてみたいと思います。