ブランドイメージを蝕む(むしばむ)もの

新規出店において立地を選ぶ際に、周辺の市場ボリュームや競争環境だけでなく、周辺環境がその屋号(ブランド)にふさわしいかということも企業によっては重要な判断材料となります。

定着した、あるいは、定着しつつあるブランドイメージを維持するためには、周辺環境の中で自社の店舗がどう見えるかについても配慮が必要で、場合によっては、周辺環境がふさわしくないというだけで出店を見送ることさえあるのです。

こうしたブランドとしてふさわしい立地の選定にかなりの神経を使っていたコーヒーチェーンのある店舗に、ある“災難”が起こりました。

ある日、その店舗の前を通過しようとすると、その手前には派手なのぼりが立ち並び、スパイダーマン等のコスチュームを来た人々が入店を促すように踊っていました。看板は目立つ赤で、コーヒーチェーンのロゴが緑なので際立って見えて、逆にコーヒーチェーンのロゴがかすんでしまうのです。

開業後相当の年数が経過しており、利用客も使い慣れている店舗のため、売上に大きな影響は無いことを祈りますが、隣接する敷地に全くの異業種で、ロゴの色も対象的で、しかも売り方の特徴が正反対のものが出店してきたら、見る人の頭の中には混乱のようなものが生じるはずです。

何か大切なものが傷つけられてしまったように思えた小春日和の一日でした。

スターバックスコーヒー元八王子店

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