【学習塾・予備校の出店戦略】「単一ドミナント」の学習塾ステップ(STEP)

昨日の問い→集中度が10000、つまり、ある一つの都道府県に全ての教室を集中している学習塾(上場企業に限る)はどこでしょう?

正解は、株式会社ステップが展開する“学習塾ステップ(STEP)”です。

2012年12月に128校舎をすべて神奈川県内に集中しております。ホームページで確認する限り、2015年11月10日時点では130校舎あります。

2013年から2015年にかけて14校新たに開校されているということで、既存教室のリロケーションやクロージングも同時並行で進めていることが推察できます。

店舗網を広域に拡大するのではなく、学習塾ステップ(STEP)さんのように、特定の市場(この場合は神奈川県)に店舗を集中させる店舗網の形態を“単一ドミナント”と名付けます。(厳密な定義は後日)

多店舗化をする場合、いきなり全国に店舗網を拡大するのではなく、成長の初期段階では、特定の市場におけるドミナントを形成することが推奨されています。

ドミナントのメリットについては多くのウェブサイトで説明がされていますので、それらに譲るとして、考えるべき問題は何かというと、“ドミナントを形成したのちに、明光義塾さんのように全国展開を達成するためにどのように店舗網を拡大するべきか?”ということです。

ドミナントの形成はデメリットもあります。

  1. 店舗数が増えるにつれて市場が飽和点に近づき、それに伴い、自社競合が生じやすくなること
  2. 特定の地理的市場に集中
    することに伴うリスクの増大
  3. 他の地理的市場への競合企業の先発参入

などです。

こうしたデメリットを克服するために、サービス企業は、ドミナント形成と同時並行的に地理的拡大も進めなければならないのです。

それをどのようにすればよいか?

新たに出店する店舗数を両者にどう配分するべきか?

引き続きこうした問題を、当ブログではとりあげ、下の図の???の部分を明らかにしていきたいと思います。

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続きは明日のブログで。

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