【学習塾・予備校の出店戦略】国内市場における出店戦略の6つのタイプ(2)

昨日の記事で、サービス企業の出店戦略を図のように6つのタイプに分類しました。今日はそのうち②と④をご説明します。

②とは、“単一ドミナント”をとるサービス企業と同様に成長の“初期段階(ステージ1)”にあり、展開済みの大都市圏数を1以下にとどめるものの、特定の都道府県への店舗数の集中度を低下させる展開方法をとるものです。

また、④も、②と比べて範囲の差はあるものの、展開済の大都市圏数を2以下にとどめ、特定の都道府県への店舗数の集中度を低下させる展開方法をとるものです。両者を“受動的拡大”、ないしは、“零ドミナント”と呼びたいと思います。

サービス企業出店戦略6つのタイプ

大都市圏数は1以下なのに集中度が低い、とは、市場規模が大都市圏ほど大きくない都道府県に店舗網を拡大していることを意味します。

市場規模をあまり鑑みずに、店舗を開発する機会があれば出店している、ととらえれば“受動的”で、積極的な店舗開発に関するポリシーの無い展開とみることができます。

また、特定の都道府県でドミナントを形成することを志向しない、という見方をすれば、ドミナント数を“零”にしているとみることができます。

学習塾業界(上場企業に限る)では、“受動的拡大”を採る企業は確認できませんでしたが、その他のサービス企業(例えば外食産業など)では、この展開方法を採る企業は数多くあります。この点については改めてお話しします。

続きは明日のブログで。