広島“現調”報告【5】“牡蠣”と出店の関係~牡蠣船のチェーン展開~

昨日に続き広島訪問記です。さて、広島の美味しいものといえば“牡蠣”が有名です。市内でも、焼きがき、蒸しがき、生がきを提供する店がたくさんあります。広島にお邪魔してから、既に小ぶりなバケツ1杯分ぐらいはいただきました。

“草津”といえば滋賀県の都市や、群馬県の温泉を連想する方も多いと思われますが、広島県で“草津”といえば漁港で、草津漁港直送の海産物を振る舞う店もあります。

さて、今日は、江戸時代に牡蠣は今の大阪にまでチェーン展開されていたという話です。

江戸時代、牡蠣の養殖が本格化し生産量が増加すると、牡蠣の商品化が進み、17世紀後半、草津村などでは“牡蠣船”を仕立てて大坂へ運び、販売するようになったそうです。

その後、牡蠣船は船の中に座敷を設けて牡蠣料理を食べさせるようになり、明治以降から昭和初期には、草津や矢野などの地域の牡蠣船が瀬戸内海沿岸をはじめ九州や日本海沿岸地域にまで営業を行い、その営業は戦後まで続いていたそうです。

広島市郷土資料館には“大坂牡蠣船営業分布図”が展示されています。競争しつつも共存するように市場全体をカバーしている様子が分かります。赤は矢野、青は草津、緑は仁保島の牡蠣船の営業拠点を示しています。

では、もう一つ、広島の有名な美味しいものといえば?続きは次のブログで。

広島の牡蠣船

広島牡蠣船営業分布図

牡蠣の養殖

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